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サダイジャ育成論「ポケモン剣盾（ソードシールド）」

　
　サダイジャは「ポケモン剣盾（ソードシールド）」で初めて登場したポケモンだ。
育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
サダイジャ72107125657071510

タイプ:地
4倍弱点:なし
2倍弱点:水・草・氷
1/2軽減:毒・岩
1/4軽減:なし
効果なし:電気

特性:すなはき
　　 だっぴ
　　 すながくれ（隠れ特性）

サダイジャの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
サポート型
どくろをまく型
パーティメンバー考察
対策

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サダイジャの性能

　ポケモン剣盾（ソードシールド）のサダイジャは第8世代で初めて登場した単地面タイプ。
同じく単地面タイプのカバルドンと似たステータスを持つ。
カバルドンよりもHPがかなり低く物理耐久や特殊耐久が劣っている。
その一方で素早さはカバルドンよりもかなり高く、努力値調整をして「へびにらみ」「がんせきふうじ」などの技を使えば次ターンは先制することも可能。
専用特性「すなはき」は攻撃を受けることですなあらしを起こせるというもの。
第8世代ではダイマックス技で簡単に天候書き換えができる。
だが、サダイジャの場合ダイマックス技を受けて天候が変わった後に「すなはき」の特性が発動するため、
天候を「すなあらし」にして相手の思い通りにさせないことができる。
その一方で技を受けなければ「すなはき」を発動させられないのが欠点。。
こちらが交代せざるを得ない場合や相手に「ふきとばし」などで強引に流された場合などは「すなあらし」を起こせない。
総合的にカバルドンと比べると見劣りしてしまう性能。
カバルドンが覚えられない「へびにらみ」「とぐろをまく」といった技を覚えられるので、何とか差別化を図っていきたい。
キョダイマックス時の「キョダイサジン」も実用性・差別化の両面で有用。
交代不可にしてダメージを4～5ターン与えることができる「すなじこく」の高威力バージョンと言える性能となる。
有利な相手を逃がさないだけでなく、単純にダメージ増加と考えても強力。
サダイジャ自身が交代しても効果が残るのが「すなじこく」と大きく異なる点。
拘束した相手ポケモンに有利なポケモンに交代し、積みまくって有利にたつ立ち回りも可能となる。

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サダイジャの特性

　すなはき
（攻撃を受けるとすなあらしを起こす。）

　だっぴ
（ターン終了時に1/3の確率で状態異常を治す。）

　すながくれ（隠れ特性）
（天気が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない。）

考察
　「すなはき」の優先度が高い。
カバルドン、バンギラス、ギガイアスといった他の「すなあらし」起動ポケモンと異なり、
ダイマックス技による天候変化に強いのが大きな利点。
攻撃されずに交代した時は起動できないなど欠点はあるが、 スリップダメージを与え、味方サポートにもなる強力な特性だ。
　耐久型であれば「だっぴ」も選択肢となる。
状態異常になっても何ターンかたてば治るので居座る際に便利。
「ねむる」を使った場合も早く起きられる可能性があるので強力。
　「すながくれ」も全く役に立たないわけではない。
特に第8世代では「ダイロック」で自身ですなあらしを起こすことも可能となっている。
ただ、ダイマックス技は必中なので、回避率を上げても意味がない。
運頼みで役立たないことも多いため、優先度が低い特性と言わざるを得ない。
　

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サダイジャの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
じしん地100100なしタイプ一致技で威力と命中が安定しているメインウェポン。
10まんばりき地9595なしタイプ一致技でじしんより基本性能が劣るが、グラスフィールドの影響を受けずにすむ。
じならし地60100素早↓100%タイプ一致技。威力は低いが素早さ逆転も狙える。
ストーンエッジ岩10080急所ランク+1威力はあるが命中不安のサブウェポン。地面無効の飛行に刺さる。「どくろをまく」を積んでおくとかなり使いやすくなる。
いわなだれ岩7590怯み30％威力が低く命中も少し不安。先制できれば怯みを活かせることもある。飛行に刺さる点は優秀。
ロックブラスト岩25902～5回連続で攻撃威力期待値は「いわなだれ」と同程度。「みがわり」や「ばけのかわ」に強い点が優秀。
がんせきふうじ岩6095素早さ↓100％威力は低いが飛行に刺さり、追加効果で素早さ逆転も狙える。
ボディブレス闘80100自身の防御でダメージ計算。高い防御を活かせる。攻撃に振らなくてもいい点が好相性
アイアンヘッド闘80100自身の防御でダメージ計算。高い防御を活かせる。攻撃に振らなくてもいい点が好相性
げきりん竜120100行動固定。2～3ターン後に混乱。威力が高く命中安定。ただし行動固定されるので、相手のフェアリーや鋼に注意。
ドラゴンダイブ竜10075怯み20％。威力が命中がかなり不安。使うなら「どくろをまく」で命中率を補強したい。
しねんのずつき超8090怯み20％。格闘に刺さるが威力と命中がイマイチ。
ほのおのキバ炎6595火傷10％・ひるみ10％ナットレイやユキノオーに刺さるが威力が低い。

特殊技
技名タイプ威力命中効果備考
どろかけ地20100命中↓100％ダメージを与えて「きあいのタスキ」や「ばけのかわ」をつぶしつつ命中を低下させられる。
ぼうふう飛11070混乱30％草に刺さる。「ダイジェット」用にも使える。


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補助技
技名タイプ命中効果備考
へびにらみ無100相手を麻痺状態にする。地面に刺さるので優秀。カバルドンとの差別化技。ただし電気には効かない。
どくろをまく毒-自身の攻撃・防御・命中↑。「ストーンエッジ」や「ドラゴンダイブ」などの命中不安技の補強に最適。
ちいさくなる無-自身の回避↑↑耐久型なら候補。ダイマックス技は必中なので注意。
てっぺき鋼-自身の防御↑↑。元々高い物理耐久を上げられる。耐久型であれば候補。
ねむる超-2ターン眠り状態になるがHP全回復。数少ない回復手段。カゴの実と組み合わせるといい。「だっぴ」であれば運任せではあるが素早く起きられる場合もある。
ステルスロック岩-相手の場をステルスロック状態にする。相手が交代するたびに（最大HPの1/8×岩に対する相性）のダメージを与える。サポート技。「あくび」や「ふきとばし」で相手を強引に流すといい。



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サポート型サダイジャ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
252012400132

性格:ようき（素早さ↑・特攻↓）
特性:すなはき
道具:オボンのみ・メンタルハーブ・きあいのタスキ
確定技:へびにらみ・じしん・ステルスロック
選択技:がんせきふうじORじならし・ロックブラスト・ほのおのキバ

　高い物理耐久を活かして行動回数を稼ぎ、後続のポケモンが有利になるよう場作りをするサダイジャ。
素早さは132振り無補正で、「へびにらみ」で麻痺させれば、最速ドラパルト抜きに調整しているポケモンまで抜くことが可能となる。
「オボンのみ」であれば確定数を変えられ、行動回数増加につながることも多い。
確実に補助技を使いたいなら「メンタルハーブ」、特殊アタッカー相手にも1回は動きたいなら「きあいのタスキ」も候補となる。
カバルドンとの差別化に必須の「へびにらみ」の他、相手を消耗させ、タスキつぶしもできる「ステルスロック」も確定。
無振りでもそこそこ高い攻撃を活かしたいのでタイプ一致の「じしん」も確定。
残りの技1つは「がんせきふうじ」の優先度が高め。
地面無効の飛行に刺さり、素早さを低下させられる。
素早さを低下させた後はウインディやガラルヒヒダルマ、タチフサグマのいる最速95族抜きができる。

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どくろをまく型サダイジャ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520252004

性格:わんぱく（防御↑・特攻↓）
特性:だっぴ
道具:カゴのみ
確定技:どくろをまく・じしん
優先技:ねむる・ストーンエッジ
選択攻撃技:ドラゴンダイブ・アイアンテール・ボディブレス・じならしORがんせきふうじ・ほのおのキバ・ぼうふう
選択補助技:へびにらみ・ステルスロック

　「どくろをまく」を積むアタッカー型のサダイジャ。
積む間耐えるために物理耐久を最大まで高めるのがおすすめ。
「どくろをまく」の他、メインウェポンの「じしん」は確定。
「どくろをまく」は攻撃・防御に加え、命中率が上がるため、「ストーンエッジ」や「ドラゴンダイブ」が使いやすくなるので優先度高め。
特性は積んでいる間に状態異常技を喰らうことも考え。「だっぴ」で確定。
「だっぴ」を能動的に活かせる可能性がある全回復技「ねむる」の優先度も高い。
　戦況にあわせてキョダイマックスするのも選択肢となる。
こちらに有効打のない耐久型の相手を「キョダイサジン」で拘束できれば、「どくろをまく」を積むスキもつくれることが多い。

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サダイジャのパーティメンバー考察

　サダイジャのパーティメンバーとしてはドリュウズが有力な選択肢となる。
「すなはき」ですなかきドリュウズをサポートすることが可能だ。
リザードンもパーティメンバーとして優秀。
リザードンの弱点である電気・岩をサダイジャであれば受けられる。
サダイジャの弱点である草はリザードンで受けることができる。

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サダイジャの対策

注意点
・砂嵐始動、麻痺・ステロ撒きなどを行ってくる。物理耐久が高く弱点も少なめなので阻止しづらい。
・素早さはカバルドンより上で「へびにらみ」「がんせきふうじ」「じならし」などを利用しサポートだけでなく、素早さ逆転してくる場合もある。
・「キョダイサジン」で拘束してくる型も存在する。サダイジャが交代しても効果が残るのが脅威。

対策方法
　サダイジャの特殊耐久は並み以下。
よって特殊アタッカーであれば等倍でも倒すのは難しくない。
物理耐久も高いものの圧倒的な硬さはないので、水・草・氷であれば物理アタッカーでも十分に突破可能。
先発で出てくることが多いので、以上のポケモンをこちらも先発で出すといい。
補助技を使ってくることが多いので「ちょうはつ」も刺さりやすいが、
攻撃が高めなので、地面・岩・格闘・炎などで弱点を突かれない耐久高めのポケモンで行いたい。


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リザードン育成論

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