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オーロット育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 オーロットは第6世代で初めて登場したポケモンだ。
育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
オーロット8511076658256474

タイプ:ゴースト・草
4倍弱点:なし
2倍弱点:炎・飛行・氷・ゴースト・悪
1/2軽減:水・電気・草・地面
1/4軽減:なし
効果なし:ノーマル・格闘

特性:しぜんかいふく
   おみとおし
   しゅうかく(隠れ特性)

オーロットの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
物理耐久やどみが型
トリルアタッカー型
特殊耐久型
パーティメンバー考察
対策
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オーロットの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のオーロットは第6世代で登場したゴースト・草の複合タイプを持つポケモン。
合計種族値は474と低く、高い能力値は攻撃のみで、耐久は並みだが素早さが低い。
だが、耐久については強力な特性「しゅうかく」を使えばカバーできる。
「やどりぎのタネ」、「おにび」、「トリックルーム」など補助技も豊富で。
半減4・無効2と耐性を持つタイプは多いが、弱点も5つと多い。
弱点をつかれない相手を選んで立ち回りをすることが重要となる。
 ポケモン剣盾(ソードシールド)ではドラパルトやミミッキュなど
オーロットより素早いゴーストタイプが急増しているのが逆風。
先制でダイホロウなどで弱点を突かれて、「しゅうかく」するまでもなく一撃で倒される危険性が増加してしまった。
現環境では非常に動きづらいと言わざるを得ない。
一応、先制技である「ふいうち」を新たに覚えられるようになったのは強化点。
他の「しゅうかく」持ちポケモンのほとんどがポケモン剣盾(ソードシールド)で登場しなくなっているのも大きい。
パーティ構成や育成・立ち回りをしっかり練って運用すれば活躍できる可能性はある。
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オーロットの特性

 しぜんかいふく
(手持ちに戻ると状態異常が治る)

 おみとおし
(自分が場に出た時、相手の持ち物がわかる)

 しゅうかく
(ターンの終了時に1/2の確率で使用した木の実を再取得する。晴れているときは必ず発動する)

考察
 「しゅうかく」の優先度が極めて高い。
オボンのみを何度も使って回復したり、眠り状態からラムのみやカゴのみを使用するといった使い方が可能。
オーロットを一撃で倒す手段のない相手には粘り強く戦うことができるようになる。
 「しぜんかいふく」は火傷対策に有効。
「ねむる」を使った後手持ちに戻して、再度全回復して眠りから覚めた状態で出す手もある。
採用率は低いが決してネタとは言えない性能を持っていると言える。
 「おみとおし」も一応選択肢にはなる。
ただし、「おみとおし」持ちのポケモンは他にもおり、わざわざ合計種族値が低いオーロットでやる意味を見つけるのは難しい。
トリックルーム始動要員として使うなら採用してもいいが、
弱点が多く耐久も高くないことから安定性に難がある。
 
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オーロットの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
ウッドハンマー120100反動1/3タイプ一致技。高威力だが反動が大きく、そこそこある耐久を自ら削ってしまう。
ウッドホーン75100与えたダメージの半分吸収タイプ一致技。威力は低いが回復しながら攻撃できる。
ゴーストダイブ901001ターン目に姿を消し、2ターン目に攻撃。タイプ一致技。即座に攻撃できないのは痛いが、まもる貫通で相手ダイマックス時や「しゅうかく」のためのターン稼ぎに使える。
シャドークロー70100急所ランク+1。タイプ一致技。威力は低いが命中安定。
じしん100100なし威力と命中が安定しており、炎・鋼・毒に刺さる優秀なサブウェポン。ただしタイソウゲンとの相性は悪い。
ドレインパンチ75100与ダメージ1/2回復回復手段の一つ。悪や鋼に刺さる。
いわなだれ7590怯み30%呼びやすい炎や飛行に刺さる。特にリザードンに有効。
シザークロス80100なし命中安定だが威力は80とイマイチ。
ふいうち70100先制技。相手が攻撃技を選択した場合に成功する。オーロットの低い素早さを補える先制技。
どくづき80100毒30%威力は低いが命中安定。

補助技
技名タイプ命中効果備考
やどりぎのタネ90毎ターン相手の最大HPの1/8を奪い、その分自分のHP回復を行う種を相手に植え付ける。優秀な回復兼攻撃手段。苦手な相手でも負荷をかけられる。
おにび90相手を火傷させる。物理アタッカーに刺さる補助技。
のろい-自分のHPを最大HPの半分だけ減らし、相手にのろいをかける。削り・流し。退場に役立つ。
みがわり-HPの4分の1を使って身代わりをつくる。やどりきのタネとあわせてやどみがを狙っていこう。
まもる-受ける技を無効化する。様子見や相手ダイマックス時・やどりきのタネ使用時の時間稼ぎに使える。
あやしいひかり100相手を混乱状態にする。妨害技。無効タイプがなく安定性はあるが効果はあまり期待できない。
みちづれ-この技の直後に相手の技を受けて瀕死になると相手も瀕死にする。素早さが遅いので使いにくいが、トリックルームを使えばカバーは可能。
ねむる-2ターン眠り状態になるがHP全回復。「しゅうかく」+カゴのみORラムのみや「しぜんかいふく」とあわせて使うといい。
ねをはる-毎ターン16分の1回復。回復手段の一つ。ゴーストタイプなので交代できる。
もりののろい100相手に草タイプを追加する。相手の弱点を増やすことができる。シザークロスやどくづきで攻撃するといい。
トリックルーム-5ターンの間、素早さが低いポケモンから攻撃できるようになる。味方サポートとして使える。自身も遅めなので活かせることも多い。
リフレクター-物理攻撃によるダメージを2分の1にする壁を張る。並みレベルの物理耐久がさらに増す。もちろん味方サポートとしても強力。


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物理耐久やどみが型オーロット

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520252004

性格:わんぱく(防御↑・特攻↓)ずぶとい(防御↑・攻撃↓)
特性:しゅうかく
道具:オボンのみ
確定技:やどりぎのタネ・みがわり・まもる・ウッドホーンORのろい

 「やどりぎのタネ」の後「まもる」や「みがわり」を繰り返すオーロッド。
「まもる」や「みがわり」をしている間に「やどりぎのタネ」や特性「しゅうかく」でオボンのみを拾うことで回復できる。
「やどりぎのタネ」、「みがわり」、「まもる」は確定。
一度「みがわり」を残す状況にしてしまえば、中々倒されず相手を消耗させることができる。
「ウッドホーン」と「のろい」は選択。
「ウッドホーン」は自身の高めの攻撃を活かせ、「ちょうはつ」対策にもなる。
「のろい」であれば、相手の「みがわり」を貫通して削ることができる。。
「ウッドホーン」を選択するなら、性格は攻撃が下がらない「わんぱく」を選ぼう。
「のろい」を選択するなら、攻撃種族値は必要ない。
性格は攻撃が下がる「ずぶとい」を選び、攻撃個体値もできるだけ下げて「イカサマ」対策をしよう。
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トリルアタッカー型オーロット

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2522520004

性格:ゆうかん(攻撃↑・特攻↓)
特性:しゅうかく
道具:オボンのみ
確定技:ウッドホーン・トリックルーム
選択攻撃技:いわなだれ・じしん・ドレインパンチ・シザークロス・どくづき
選択補助技:おにび・みちづれ

  「トリックルーム」で相手の上をとる想定のオーロッド。
性格は「ゆうかん」を選択して素早さは下げるのが重要。
「ウッドホーン」、「トリックルーム」は確定。
1ターン目は「トリックルーム」で素早さ逆転を狙い、
その後は1ターン目での相手の行動を元に行動選択する。
先制「ウッドホーン」で相手を削りつつ回復してもいい。
「ウッドホーン」では回復が間に合わないなら、「おにび」で相手の攻撃を下げたり、「みちづれ」で相討ちを狙ったりするといい。br> 技が読めるなら他のポケモンに交代するといい。
交代要員としては炎・飛行・悪・ゴーストを半減でき、素早さも低めのバンギラスがおすすめ。
「おにび」と「みちづれ」のとぢらかを採用せず、炎・飛行に刺さる「いわなだれ」を採用するのも選択肢。
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特殊耐久型オーロット

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520002524

性格:しんちょう(特防↑・特攻↓)
特性:しゅうかく
道具:オボンのみ
確定技:ウッドホーン
選択攻撃技:いわなだれ・じしん・ドレインパンチ・シザークロス・どくづき・ふいうち
選択補助技:みがわり・やどりぎのタネ・おにび・トリックルーム

  水や電気の特殊アタッカーを受ける想定のオーロッド。
水に刺さる「ウッドホーン」はタイプ一致であることもあり確定。
相手が物理アタッカーに変えてくることも多いので「みがわり」と「おにび」も覚えさせておくと便利。
相手の交代を呼んで「みがわり」を張れば、出てきた物理アタッカーを「おにび」で安全に火傷状態にできる。
その他に優先度に高い技「やどりぎのタネ」と「いわなだれ」。
「やどりぎのタネ」は草タイプ以外のほとんどの相手に負荷をかけられる。
「いわなだれ」であれば呼びやすい炎や飛行に大きなダメージを与えることができる。
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オーロットのパーティメンバー考察

 オーロットの弱点は炎・飛行・氷・ゴースト・悪。
炎・飛行に強い岩タイプやゴースト・悪に強い悪タイプのポケモンをパーティに入れておきたい。
おすすめはバンギラスで炎・飛行・ゴースト・悪を半減し、氷も等倍にできる。
オーロットはバンギラスの弱点である格闘を無効、水・草、地面を半減にできる。
オーロット+バンギラスはかなり相性がいい組み合わせと言える。

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オーロットの対策

・高めの攻撃を持ち、攻撃範囲もそこそこ広い。

・特性「しゅうかく」、「やどりぎのタネ」、「ウッドホーン」などを活かした持久戦戦法が強力。

・「のろい」、「みちづれ」、「おにび」、「トリックルーム」など補助技が豊富で何をしてくるのか読みづらい。

対策方法
 オーロットの多くが補助技を使ってくる。
鈍足なので、先制「ちょうはつ」でオーロッドの動きを封じ込めることができる。
ただし、攻撃が高いので攻撃技を使われた場合に備えて耐久力もあるポケモンで「ちょうはつ」したい。
弱点も多いので高火力アタッカーで弱点をついて先制すれば一撃で倒すことも可能。
「みがわり」を貫通する特性「すりぬけ」のポケモンや音技を覚えているポケモンがいれば、持久戦型に持ち込まれたとしても怖くない。
バンギラス育成論
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