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ギギギアル育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 ギギギアルは第5世代で初登場したポケモンだ。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
ギギギアル60100115708590520

タイプ:
4倍弱点:なし
2倍弱点:炎・格闘・地面
1/2軽減:ノーマル・草・氷・飛行・エスパー・虫・岩・ドラゴン・鋼・フェアリー
1/4軽減:なし
効果なし:

特性:プラス
   マイナス
   ヘヴィメタル(隠れ特性)

ギギギアルの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
ギアチェンジ型
トリックルーム起動型
パーティメンバー考察
対策

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ギギギアルの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のギギギアルは第5世代で初めて登場した単鋼タイプ。
高めの攻撃と物理耐久、そこそこの素早さを持つ。
一方、HPの低さから特殊耐久は低めで、ギギギアルより速い相手も多くいる。
だが、中途半端な能力値は専用技である「ギアソーサー」と「ギアチェンジ」でカバー可能。
「ギアソーザー」は鋼の2連続攻撃であり「アイアンテール」よりも高性能と言える技。
特に「ばけのかわ」、「きあいのタスキ」、「みがわり」に強いのは評価点。
「ギアチェンジ」は攻撃1段階が素早さ2段階上昇するという「りゅうのまい」の完全上位互換と言える強力な積み技。
素早さが倍増するのは大きく、素早さにあまり努力値を振らず攻撃や耐久に多めに振ったりすることもできる。
このように火力は確保できるが、サブウェポンが「ワイルドボルト」や「からげんき」くらいしかなく、攻撃範囲が狭いのが弱点。
 ポケモン剣盾(ソードシールド)では「おんがえし」と「いわくだき」を失い、さらに攻撃範囲が減少してしまった。
一方でダイマックスの追加は嬉しい。
「アイアンテール」よりはマシとはいえ命中率が不安だった「ギアソーザー」や反動がある「ワイルドボルト」を
威力を高めつつ、必中・デメリットなしで撃てるようになった。

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ギギギアルの特性

 プラス
(特性が「プラス」か「マイナス」の味方が戦闘に出ると特攻が1.5倍になる。)

 マイナス
(特性が「プラス」か「マイナス」の味方が戦闘に出ると特攻が1.5倍になる。)

 クリアボディ(隠れ特性)
(相手に能力を下げられない。)

考察
 「クリアボディ」の優先度が高め。
特にポケモン剣盾(ソードシールド)ではダイマックス技で能力を下げられる機会が増加している。
第7世代以前よりも、この特性の価値は上がっていると言える。
 「プラス」と「マイナス」はダブルバトルであれば有用。
だが、シングルでは全く恩恵がないので、選ぶ価値はない。


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ギギギアルの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
ギアソーサー5085なしタイプ一致技。「アイアンテール」と合計威力は同じで命中率が高く、連続技であるために「ばけのかわ」、「きあいのタスキ」、「みがわり」に強い。ただしそれでも命中率不安なので注意。
ワイルドボルト90100反動4分の1威力はそこそこで命中安定だが反動が痛い。唯一のまともなサブウェポンなので優先度は高い。
からげんき70・140100自身が状態異常の場合威力が2倍。火傷での機能停止を防げる。他のサブウェポンが不足していることもあり優先度高め。
ギガインパクト15090次ターン行動不能。「ダイアタック」で使ったり、ラス1で使うといい。
ダメおし60100相手が同ターンにダメージを受けていれば威力倍増威力が低くシングルでは追加効果の意味はない。「ダイアーク」用としては有用。
いわくだき40100防御↓50%鋼に刺さるが過去作限定技。


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特殊技
技名タイプ威力命中効果備考
ラスターカノン80100特防↓10%タイプ一致技。威力は低めだが命中安定。特攻種族値70では火力不足。
てっていこうせん140100最大HPの2分の1消費タイプ一致技。退場技として使うといい。
かみなり11070麻痺30%命中率が不安。雨パかダイマックス前提で。
10まんボルト90100麻痺10%威力と命中が安定している。鋼半減の水に刺さる。
ほうでん80100麻痺30%威力は低いが命中安定。追加効果が優秀だが火力不足。
ボルトチェンジ70100自分交代威力は低いが命中安定で撤退しつつ攻撃できる。
パワージェム80100なし呼ぶ炎に刺さる。特にリザードンやマルヤクデには4倍ダメージ。


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補助技
技名タイプ命中効果備考
ギアチェンジ-自身の攻撃↑・素早さ↑↑。高性能な積み技。優先度は高い。
いやなおと85防御↓↓。物理受けに刺さる。ただし命中不安。
でんじは90相手を麻痺状態にする。サポート技。素早さを補うだけなら「ギアチェンジ」で十分なので優先度はあまり高くない。
どくどく90相手を猛毒状態にする。サポート技。耐久型に有効だが過去作限定。
じゅうでん-次のターンに使う電気技が威力2倍。自身の特防↑次ターンの火力を上げつつ特殊耐久強化。水対策になるかもしれない。
トリックルーム-5ターンの間、素早さが低いポケモンから攻撃できるようになる。素早さがそこそこ速く自身との相性はあまりよくない。味方サポートとして使おう。
みがわり-HPの4分の1を使って身代わりをつくる。交代読みなどで使っていこう。



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ギアチェンジ型ギギギアル

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
124252000132

性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:ちからずく
道具:オボンのみ・ラムのみ・じゃくてんほけん
確定技:ギアソーサー・ワイルドボルト・ギアチェンジ
選択技:からげんき・ギガインパクト・ボルトチェンジ・でんじは・みがわり

 「ギアチェンジ」で抜き性能を上げた後に攻撃していくギギギアル。
素早さ132振り無補正で、「ギアチェンジ」時に最速100族スカーフ抜き調整をしているポケモンまで抜ける。
残りは攻撃と耐久に振っており、物理の不一致弱点程度であれば耐えて積むことができる。
持ち物は確定数を変えられる可能性のある「オボンのみ」の優先度が高め。
技は「ギアチェンジ」の他、タイプ一致の「ギアソーサー」と貴重なサブウェポンである「ワイルドボルト」は確定。
残りの技構成は自由。
個人的には火傷した時に機能停止せずにすむ「からげんき」をおすすめする。

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トリックルーム始動型ギギギアル

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520425200

性格:れいせい(特攻↑・素早さ↓)
特性:クリアボディ
道具:きあいのタスキ
確定技:トリックルーム・てっていこうせん
選択技:でんじは・ボルトチェンジ・パワージェム・いやなおと

 「トリックルーム」を使った後に「てっていこうせん」で退場するギギギアル。
持ち物は「きあいのタスキ」にすることで相手が物理であろうが特殊であろうが一撃は耐える。
タスキの天敵である連続技についても「ドラゴンアロー」、「ロックブラスト」、「つららばり」などほとんど効果はいまひとつなので恐れることはない。
「トリックルーム」後は「てっていこうせん」を撃ち、相手に痛手を与えて、後続のエースを出すことができる。
残りの技は高速アタッカーに刺さる「でんじは」や
相手との相性があまりに悪い場合に撤退できる「ボルトチェンジ」がおすすめだ。

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ギギギアルのパーティメンバー考察

 ギギギアルの耐久は物理耐久は高めだが、特殊耐久は並みより下。
弱点である炎・格闘・地面での攻撃に強いポケモンをパーティに入れておきたい。
例えば、炎・飛行タイプのリザードンや水・飛行タイプのギャラドスがおすすめだ。

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ギギギアルの対策

注意点
・連続技「ギアソーサー」と積み技「ギアチェンジ」による高い抜き性能。
・単鋼タイプで耐性が多く、物理耐久も高いので1発は攻撃を耐えてくることが多い。
・使いづらい技が多いという第7世代以前の弱点を、ダイマックスすることでカバーしてくる場合もある。

対策方法
 ギギギアルの弱点は攻撃範囲の狭さ。
炎・電気・鋼であればタイプ一致の鋼を半減で受けられ、電気で弱点をつかれることもないので安心して受けられる。
特にナットレイドリュウズであれば鋼・電気・無を全て半減以下に抑えることができる。
また、特殊耐久は低いので、高火力特殊アタッカーであれば等倍でも一撃で倒せることが多い。
「クリアボディ」で「いかく」などは無効にされるが、
火傷にすれば攻撃を下げ、麻痺にすれば素早さを下げられる。

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リザードン育成論

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