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ツンベアー育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 ツンベアーは第5世代で初登場したポケモン。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
ツンベアー9513080708050505

タイプ:
4倍弱点:なし
2倍弱点:炎・格闘・岩・鋼
1/2軽減:
1/4軽減:なし
効果なし:なし

特性:ゆきかき
   ゆきがくれ
   すいすい(隠れ特性)

ツンベアーの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察

育成論
ゆきかきアタッカー型
すいすいアタッカー型

パーティメンバー考察
対策
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ツンベアーの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のツンベアーは第5世代で初登場した単氷タイプ。
高い攻撃を持ち、耐久は平均よりは高め、素早さは低いという種族値。
だが、特性「ゆきかき」または「すいすい」を選べば多くの相手に先制できる素早さを得ることができる。
氷の他に水・闘・岩・地・悪・鋼のサブウェポンを覚えることが可能で攻撃範囲が広い。
耐性は弱点4つとかなり悪いが、優れた火力・攻撃範囲と特性による素早さ倍増を活かして、先制で相手を倒していくことである程度補える。
ただし、攻撃は高いもののタイプ一致技の威力が低いため、圧倒的な火力があるわけではないので注意。
 ポケモン剣盾(ソードシールド)では「つららばり」、「アクアブレイク」、「ヘビーボンバー」を覚えられるようになった。
特にタイプ一致連続技の「つららばり」を手にいれたことで「きあいのタスキ」や「ばけのかわ」で止まらなくなったのは嬉しい。
さらに、ダイマックスが追加されたことで、自身で霧天候や雨天候にできるようになった。
第7世代以前よりも大きく強化され、活躍が期待できるポケモンと言える。
ただし、新しく追加されたダイマックスでの天候変化には要注意。
「ダイバーン」、「ダイストリーム」、「ダイロック」で容易に天候が書き換えられてしまう。
天候を変えられれば「ふぶき」が必中でなくなり、「オーロラベール」も張れないなど非常に危険。
炎・水・岩技を持っている可能性がある相手には注意しよう。
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ツンベアーの特性考察

 ゆきがくれ
(天候が「あられ」の時、回避率1.25倍になる。)

 ゆきかき
(天候が「あられ」の時、素早さが2倍になる。)

 すいすい(隠れ特性)
(天候が「雨」の時、素早さが2倍になる。)


考察
 「ゆきかき」と「すいすい」の優先度が高い。
「ゆきかき」の場合、「あられ」状態であれば低い素早さを十分に補うことが可能であり、元々攻撃が高いので霧パのエースとしての活躍が期待できる。
味方に「あられ」を降らしてもらうだけでなく、自身でも「ダイアイス」で発動可能。
 「すいすい」では雨天候の場合に素早さを補える。
水タイプでないのに、「すいすい」を持っているということがまず貴重。
雨パを作ろうとすると、どうしても水タイプが多くなってしまいがち。
雨パに氷タイプを入れられ、草・電気が一貫しないパーティを構成でき、水に強い草・ドラゴンに対して抜群がとれるというだけで価値がある。
また、天候が雨であれば自身の弱点である炎技を半減することができるのも大きい。
ただし、主力の氷技の威力は雨補正で上げることができないのが、他の「すいすい」アタッカーと比べると劣る点。
自力でも「ダイストリーム」で雨を降らせるが、タイプ不一致技をわざわざ撃たねばならないのはマイナス点と言える。
 「ゆきがくれ」は全く役に立たないというわけではない。
ただし発動するかが運頼みの特性であり、自身も耐久は平均よりは上程度で耐性も貧弱であり、試行回数を稼ぐのは難しい。
「ゆきかき」、「すいすい」が優秀であることもあり、優先度低めの特性と言わざるを得ない。

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ツンベアーの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
つららおとし8590怯み30%タイプ一致技。威力は高くなく命中も少し不安。特性での素早さ倍増後であれば怯み30%を活かしやすい。
れいとうパンチ75100氷10%タイプ一致技。威力は低めだが命中が安定している。
つららばり251002~5回連続攻撃タイプ一致技。威力期待値は「れいとうパンチ」程度と低めだが命中安定。「みがわり」や「ばけのかわ」に強い。
ゆきなだれ60・120100優先度-4、このターンに攻撃を受けた時威力倍増。タイプ一致技。「ゆきかき」「すいすい」と相性が悪いので使いづらい。
ぜったいれいど-30一撃必殺有効打のない相手に。氷タイプや「がんじょう」持ちには効かないの注意。
アクアブレイク85100防御↓20%。氷を半減する炎に刺さるサブウェポン。追加効果も役立つ。
ダイビング801001ターン目に水に潜り、2ターン目に攻撃。炎に刺さる他、相手ダイマックス時のターン稼ぎにも有効。
アクアジェット40100優先度+1タイプ不一致で威力も低いが唯一の先制技。苦手な炎には刺さる。
ばかぢから120100自身の攻撃。防御↓。氷技を半減する氷・鋼に刺さる。そこそこある耐久が削れ連発もしづらいのが痛い。
けたぐり20~120100相手の重さによって威力が変わる。氷と鋼に刺さり命中安定だが威力が不安定。
きあいパンチ150100優先度-3。このターン相手に攻撃されると失敗する。後攻になり、攻撃を受けると失敗するので「みがわり」「あくび」とあわせて使おう。
ストーンエッジ10080急所率+1。威力はあるが命中が不安。氷半減の炎・氷に刺さる。
いわなだれ7590怯み30%。威力は低く命中も少し不安だが、炎・氷に刺さり、特性で素早さ倍増時は怯みも活かしやすい。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%。威力が低い。素早さを下げられるが特性で素早さを倍増させれば十分であることが多い。
あなをほる801001ターン目に地面に潜り2ターン目攻撃。炎・鋼・岩に刺さる。相手ダイマックス時のターン稼ぎにも使える。
じならし60100素早さ↓100%。炎・鋼・岩に刺さる。威力は低いが命中安定。
じゃれつく9090攻撃↓10%苦手な格闘タイプに刺さる。
じこくづき80100音技使用不可威力は低いが命中安定。環境に多いゴーストに刺さる。
シャドークロー70100急所ランク+1普通に使うなら「じこくづき」で足りる。ダイマックス前提なら「ダイホロウ」用として使うといい。
ヘビーボンバー20~120100相手よりも体重が重いほど威力増加自身は重め程度であり威力不安定。「ダイスチル」用としては使える。
じたばた20~200100自分のHPが低いほど威力増加。「みがわり」や「こらえる」とあわせて使おう。
補助技
技名タイプ命中効果備考
つるぎのまい-自身の攻撃↑↑。「ゆきかき」「すいすい」とあわせれば全抜きも狙える。
ビルドアップ-自身の攻撃・防御↑。火力と物理耐久を同時に上げられる。
あくび-相手をねむけ状態にする。ねむけ状態のポケモンは、次ターン終了時にねむり状態になる。相手に流しを強要できる技。「きあいパンチ」を使う時にも。
ちょうはつ1003ターンの間相手は攻撃技しか出せなくなる。相手の耐久型、サポート型のポケモンに刺さる。
アンコール100相手が最後に出した技しか出せなくなる。相手の耐久型、サポート型のポケモンに刺さる。
あまごい-雨天候にする。ダイマックスせず雨を降らしたいなら。
あられ-天候をあられにする。ダイマックスせずあられを降らしたいなら。
こらえる-先制で使え、瀕死になる攻撃を受けてもHPが1残る。「じたばた」とあわせて使ったり、ダイマックスした相手への時間稼ぎとして使える。
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ゆきかきアタッカー型ツンベアー育成論

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
20252404228

性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:ゆきかき
道具:いのちのたま・こだわりハチマキ・つららのプレート・たつじんのおび・じゃくてんほけん
確定技:つららばりORつららおとし
優先技:ばかぢからORけたぐり
選択攻撃技:ストーンエッジORいわなだれ・アクアブレイク・アクアジェット・ヘビーボンバー・じこくづきORシャドークロー・ぜったいれいど
選択補助技:つるぎのまい・みがわり・あられ・アンコール

 特性「ゆきかき」により素早さを補い、高速物理アタッカーとして運用するツンベアー。
素早さ228振り補正ありで最速ドラパルト抜きに調整されているポケモンまで抜ける。
ドラパルトをぎりぎり抜きたいだけなら、素早さ220振りでいい。
 確定技は「つららばり」か「つららおとし」のどちらかを選択。
どちらを選んでも「ダイアイス」の威力は変わらないので、通常時の性能で決めていい。
命中率が100であることと「みがわり」、「ばけのかわ」対策もできることから個人的には「つららばり」がおすすめ。
氷半減の鋼を倒すために「ばかぢから」の優先度も高め。
選択攻撃技はダイマックスせず味方に「あられ」を降らしてもらうのか、自力で「ダイアイス」で降らせるのが前提なのかで決めるといい。
ダイマックスしないなら氷を半減する炎・氷に刺さる岩技の優先度は高い。
一方でダイマックス前提型の場合、あられをすなあらしの変えてしまう「ダイロック」は相性が悪すぎる。
この場合は炎に刺さる「アクアブレイク」の優先度が高いと言える。
補助技は技が威力不足なので「つるぎのまい」の優先度が高い。
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すいすいアタッカー型ツンベアー育成論

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
20252404228

性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:すいすい
道具:いのちのたま・こだわりハチマキ・たつじんのおび・じゃくてんほけん
確定技:つららばりORつららおとし・アクアブレイク
優先技:ばかぢからORけたぐり
選択攻撃技:アクアジェット・ヘビーボンバー・ストーンエッジORいわなだれ・じこくづき・ぜったいれいど
選択補助技:つるぎのまい・みがわり・あられ・アンコール

 特性「すいすい」により素早さを補い、高速物理アタッカーとして運用するツンベアー。
素早さ228振り補正ありで最速ドラパルト抜きに調整されているポケモンまで抜くことが可能。
ドラパルトをぎりぎり抜きたいだけなら、素早さ220振りでいい。
 確定技はタイプ一致の「つららばり」か「つららおとし」、そして雨天候時に威力が上がる「アクアブレイク」。
氷技はどちらを選んでも「ダイアイス」の威力は変わらないので、通常時の性能で決めていい。
命中率が100であることと「みがわり」、「ばけのかわ」対策もできることから個人的には「つららばり」がおすすめ。
ただし、「ダイアイス」を使うと雨天候を消してしまう点には注意が必要。
ダイマックスではやや使いづらいため、できれば味方に雨を降らしてもらったほうがいい。
氷半減の鋼を倒すために「ばかぢから」の優先度が高め。
残りの技構成としては、雨天候化で威力が上がる先制技「アクアジェット」、フェアリーに刺さる「ヘビーボンバー」
技威力がイマイチであることを補うための「つるぎのまい」の優先度が高め。
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ツンベアーのパーティメンバー考察

 ダイマックスで自力であられや雨を降らせることも可能ではあるが、
「ゆきかき」の場合は特性「ゆきふらし」のユキノオーバイバイラ
「すいすい」である場合にはペリッパーを入れておいたほうがいい。
また、炎・格闘・岩・鋼と弱点が多いので、それらに強いポケモンを入れておきたい。
水・地面タイプのポケモンであれば格闘以外を半減できるのでパーティメンバーとしておすすめできる。

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ツンベアーの対策

注意点
・攻撃が高く、「ゆきかき」「すいすい」により素早さも高くなり、攻撃範囲も広いため抜き性能が高い。
・「つるぎのまい」「ビルドアップ」で積んだり、「あくび」「みがわり」「アンコール」など補助技も豊富。
・素早い上に「ぜったいれいど」を持つため受けが安定しない。

対策方法
 ツンベアーの強みは高火力と高機動。
よって火傷や麻痺でどちらかを奪ってやれば一気に弱体化する。
持っていることが多い氷・格闘・岩技に強いギルガルドであれば比較的安定して受けられるので対策として有効。
こちらが特性やダイマックス技を使うことによって、ツンベアーの素早さを奪い弱体化させることができる。
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