シュバルゴ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
シュバルゴは第5世代で登場したポケモンだ。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
シュバルゴ | 70 | 135 | 105 | 60 | 105 | 20 | 495 |
タイプ:虫・鋼
4倍弱点:炎
2倍弱点:なし
1/2軽減:ノーマル・氷・エスパー・虫・ドラゴン・鋼・フェアリー
1/4軽減:草
効果なし:毒
特性:むしのしらせ
シェルアーマー
ぼうじん(隠れ特性)
シュバルゴの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
物理アタッカー型
きあいのタスキ型
パーティメンバー考察
対策
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シュバルゴの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のシュバルゴは虫・鋼の複合タイプ。炎が4倍ダメージとなるが、それ以外に弱点がなく9タイプについて半減以下に抑えられる優秀な耐性を持つ。
合計種族値は高くないが、使わない特攻と素早さが低く攻撃・防御・特防の3つが高くなっており、配分は悪くない。
特に攻撃は高く、虫タイプの中でも火力に優れたポケモンと言える。
覚える攻撃技の攻撃範囲が狭いことが弱点だったが、第8世代では「インファイト」、「シェルブレード」を覚えられるようになり改善された。
同タイプかつ同じような能力傾向で先制技を持つハッサムが第8世代では登場しないこともあり、シュバルゴの価値は上がっている。
ただし、炎4倍の弱点が致命的なのは相変わらず。
ポケモン剣盾(ソードシールド)ではめざめるパワーの廃止で、めざめるパワー炎で奇襲される危険性が減っているのはいいが、
役割対象となるエスパーやフェアリーの中には第8世代でマジカルフレイムを覚えられるようになったポケモンが多いので注意したい。
具体的には「サーナイト」、「ピクシー」、「トゲチック」、「ニンフィア」「バリヤード」など。
「もらいび」持ちや炎に強いポケモンをパーティメンバーに入れて対策しよう。
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シュバルゴの特性
むしのしらせ(HPが1/3以下の時に虫タイプの技の威力が1.5倍になる。)
シェルアーマー
(攻撃を急所に受けない。)
ぼうじん(隠れ特性)
(天候によるダメージを受けない。粉系の技・特性「ほうし」を無効化。)
考察
優先度が高いのは「むしのしらせ」と「ぼうじん」。
「むしのしらせ」は発動機会が限定されているものの、威力の増加量が大きい。
「みがわり」などを使ってHP調整してでも発動させる価値はある。
「ぼうじん」も天候ダメージを防ぎ、
「きのこのほうし」や「ねむりごな」といった厄介な技を防ぐことができるので有用。
急所に当たる確率がたった24分の1しかないことを考えると「シェルアーマー」の価値はほとんどない。
耐久は高いが回復技が不足しており、何度も相手の攻撃を受け続けるといったことにはならない(その前に倒れる)。
よって、選ぶべきではない特性と言える。
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シュバルゴの技考察
物理技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
メガホーン | 虫 | 120 | 85 | なし | タイプ一致技。威力は高いが命中不安。シザークロスの威力が低いのでこちらのほうが優先度は高い。 |
シザークロス | 虫 | 80 | 100 | なし | タイプ一致技。命中安定だが威力80ではメガホーンに比べ見劣りする。 |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | タイプ一致技。威力は低めだが命中安定。素早さが低すぎ怯み30%は活かしづらい。 |
スマートホーン | 鋼 | 70 | - | 必中 | タイプ一致技。必ず当たるが威力70では使いづらい。 |
ドリルライナー | 地 | 80 | 95 | 急所ランク+1 | 威力が低めで命中も95。だが、一致技が通らない炎・電気・毒・鋼などに刺さるので優先度は高い。 |
シェルブレード | 水 | 75 | 95 | 急所ランク+1 | 威力が低めで命中も95。だが苦手な炎に刺さる。 |
インファイト | 闘 | 120 | 100 | 自身の防御と特防が1段階低下。 | タイプ一致技。威力が高く命中安定のメインウェポン。ただしそこそこある耐久を削ってしまう。 |
はたきおとす | 悪 | 65~97 | 100 | 相手が道具を持っている場合除去・威力増加 | 相手の道具を落とせる優秀なサブウェポン。 |
つばめがえし | 飛 | 60 | - | 必中 | キノガッサピンポイントの技。 |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 刺さる相手は少なく優先度低め。水・フェアリーや草・フェアリーに。 |
すてみタックル | 無 | 120 | 100 | 反動3分の1 | 多くの相手に等倍がとれ威力が高いが、反動で耐久を削ってしまうのが痛い。 |
からげんき | 無 | 70・140 | 100 | 状態異常時に威力2倍 | 火傷対策として使える。 |
きしかいせい | 闘 | 20~200 | 100 | 自分の残りHPが少ないほど威力が高くなる。 | 「みがわり」などを利用してHPを減らして使うといい。 |
カウンター | 闘 | - | - | 物理攻撃を相手が仕掛けてきた場合倍返し。 | 耐久があるので物理攻撃さえ読めれば一撃耐えて反撃でき非常に強力。 |
メタルバースト | 闘 | - | - | そのターンに相手から最後に受けた技を1.5倍にして返す。 | 物理・特殊にかかわらず技を返せる。素早さが非常に低いので失敗することもない。 |
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補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
つるぎのまい | 無 | - | 自身の攻撃↑↑ | 攻撃を上げられるが、素早さが低く先制技もないので積んだ後攻撃する余裕がないことが多い。トリックルームやおいかぜでサポートしたい。 |
てっぺき | 鋼 | - | 自身の防御↑↑。 | 元々高い物理耐久を更に強化できる。 |
みがわり | 無 | - | HPの4分の1を使って身代わりをつくる。 | 交代読みなどで使っていこう。「むしのしらせ」発動のためのHP調整にも使える。 |
ねむる | 超 | - | HP全回復・状態異常回復。2ターンの間眠る。 | カゴの実やラムの実を組み合わせることで、1ターンで全回復してねむりから覚めることができる。 |
ねごと | 超 | - | ねむり状態の時、自分が持っている技の中からランダムで技を出す。 | 主に催眠対策。「ねむる」を使う場合にも選択肢にはなる。 |
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物理アタッカー型シュバルゴ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
252 | 252 | 4 | 0 | 0 | 0 |
性格:ゆうかん(攻撃↑・素早さ↓)
特性:むしのしらせ・ぼうじん
道具:こだわりハチマキ・とつげきチョッキ・いのちのたま・オッカのみ・オボンのみ・ラムのみ
確定技:メガホーン・アイアンヘッド
優先技:ドリルライナー・シェルブレード
攻撃技:はたきおとす・インファイト・メタルバースト・からげんき
補助技:つるぎのまい・みがわり
高い攻撃を活かして物理アタッカーとして戦うシュバルゴ。
性格を素早さ低下の性格にするのは「トリックルーム」の対策のため。
持ち物は「こだわりハチマキ」が最もおすすめ。
炎4倍で居座りが苦手なポケモンなので、最高火力で相手に付加をかえておきたい。
「ドリルライナー」とシェルブレードのどちらをサブウェポンとして選ぶかは悩みどころ。
「ドリルライナー」であれば、炎以外にも電気・地面・鋼の広い範囲に刺さる。
だが、一番苦手な炎により刺さりやすいのは「シェルブレード」。
第8世代の現環境ではリザードンやヒートロトムなど地面無効の炎タイプが多いからだ。
技構成の残り1枠は一貫性の高い「はたきおとす」の優先度がやや高い。
「こだわりハチマキ」をつけないなら補助技も候補となる。
「むしのしらせ」の特性を使うなら「みがわり」を覚えさせ交代読み・HP調整で使うのも選択肢。
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きあいのタスキ型シュバルゴ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
252 | 252 | 4 | 0 | 0 | 0 |
性格:ゆうかん(攻撃↑・素早さ↓)
特性:ぼうじん
道具:きあいのタスキ
確定技:メガホーン・アイアンヘッド・メタルバースト
優先技:ドリルライナー・シェルブレード
攻撃技:はたきおとす・インファイト・からげんき
補助技:つるぎのまい
「メタルバースト」を使えば物理特殊にかかわらず1.5倍にして返すことができる。
炎技を持っている相手が来たら逃げねばならないのがシュバルゴの最大の弱点であるが、
この型であれば相手の炎技を強引に「きあいのタスキ」で耐え、「メタルバースト」で倒す立ち回りができる。
特性を「ぼうじん」にしておけば、「あられ」の状態異常になった場合でもタスキを潰されずにすむ。
炎タイプを一撃死させる反撃手段を得たことで非常に立ち回りがしやすくなる。
だが、「ステルスロック」などで「きあいのタスキ」をつぶされるとどうにもならないので注意。
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シュバルゴのパーティメンバー考察
シュバルゴの弱点は炎1つのみ。よって、炎無効のポケモンをパーティに入れておくだけで相手は容易に炎技を撃てなくなる。
例えばおすすめなのは炎・ゴーストタイプのシャンデラだ。
特性「もらいび」なら炎技を無効にでき、炎タイプの技の威力を上げることができる。
ただし、きあいのタスキ型シュバルゴを使うなら、むしろ炎技を撃ってもらうために炎が弱点のポケモンをもう1体くらい入れておくのもいい。
シュバルゴは素早さ種族値が20と非常に低いため、
「トリックルーム」を覚えたポケモンをパーティに入れておくのもおすすめだ。
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シュバルゴの対策
シュバルゴは火力・物理耐久・特殊耐久に優れる。第7世代以前とは異なり、「シェルブレード」や「インファイト」を覚え、攻撃範囲が拡大している点にも注意が必要。
炎タイプを出し、先制攻撃で一撃で倒すのが理想。
ただし、相手控えの炎タイプ対策ポケモンには十分注意する必要がある。
リザードンやヒートロトムであれば、相手の控えに炎を防がれても、もう1つのタイプで攻撃でき、圧倒的不利には陥りにくい。
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シャンデラ育成論
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