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オニシズクモ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 オニシズクモは第7世代で初登場したポケモン。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
オニシズクモ6870925013242454

タイプ:水・虫
4倍弱点:なし
2倍弱点:電気・飛行・岩
1/2軽減:水・氷・格闘・地面・鋼
1/4軽減:なし
効果なし:なし

特性:すいほう
   ちょすい(隠れ特性)

オニシズクモの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
物理アタッカー型
特殊アタッカー型
パーティメンバー考察
対策

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オニシズクモの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のオニシズクモは第7世代で初登場した虫・水タイプ。
弱点3つに対して特性「すいほう」込みで6つのタイプを半減にできるため耐性は優秀。
合計種族値は低いが、特性「すいほう」により水タイプの技は威力2倍となるため、超火力となる。
また、火傷が無効となるため物理アタッカーとして安定した運用が可能。
その上、炎タイプの技を半減できるので、虫タイプでありながら炎半減となる。
また、特防が非常に高く、特殊耐久も高いのも長所。
特殊アタッカーに対して繰り出し、最高峰の威力の水技で負荷をかける立ち回りができる。
 第8世代では「ハイドロポンプ」や「むしのさざめき」を習得可能となり、特殊アタッカーの道も開けた。
何より、タイマックスの追加が嬉しい強化点。
水物理技は低威力なことが悩みだったが、「ダイストリーム」を使用することで大幅に改善される。
その上、「ダイストリーム」の2発目からは雨になるため、たとえ半減でも受けることが困難となる。
第8世代では総合的にかなり強化されており、使用率こそ高くないが強力なポケモン。

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オニシズクモの特性考察

 すいほう
(炎技を受けた場合に半減し、火傷無効、こちらの水技の威力を2倍にする。)

 ちょすい(隠れ特性)
(水タイプの技を受けた時、それを無効化して最大HPの4分の1回復する。)


考察
 「すいほう」は全特性中でもトップクラスの性能を誇る強特性。
水タイプの技の威力が2倍になることで、相手に凄まじい負荷をかけられる。
その上、火傷無効なので物理アタッカーとして安定して運用でき、炎まで半減できる。
あまりに強すぎるので、この特性を選ばない理由がない。
 「ちょすい」は有用な特性ではあるが、
オニシズクモは特性なしでも水半減であることを考えると恩恵は少ない。
「すいほう」を捨てて「ちょすい」を選ぶ選択肢はありえない。


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オニシズクモの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
アクアブレイク85100防御↓20%タイプ一致技。威力は高くないが「すいほう」のおかげで超火力となる。
たきのぼり80100怯み20%タイプ一致技。トリパで怯み狙いなら選択肢となる。
ダイビング801001ターン目に水中に潜り、2ターン目に攻撃。タイプ一致技。相手がダイマックスした際の時間稼ぎに使える。
きゅうけつ80100与えたダメージの半分回復する。タイプ一致技で回復手段にもなる。高めの耐久と相性がいいので優先度高め。
とびかかる80100攻撃↓100%。タイプ一致技。追加効果が相手の物理アタッカーに刺さる。
どくづき80100毒30%。エルフーンやプルンゲルに刺さる。
かみくだく80100防御↓20%。水を半減するドラパルトに特に刺さる。


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特殊技
技名タイプ威力命中効果備考
ハイドロポンプ11080なしタイプ一致技。威力はあるが命中不安。
なみのり90100なしタイプ一致技。威力と命中が安定している。
ねっとう80100火傷30%タイプ一致技。威力は低めだが、追加効果が物理アタッカーに刺さる。
むしのさざめき90100特防↓10%タイプ一致技。威力と命中が安定しておりみがわりを無視して攻撃できる。
まとわりつく201004~5ターンの間、毎ターン終了後最大HPの1/8のダメージを与え、相手の交代を防ぐ。タイプ一致技。耐久型で相手を逃がしたくない時に使える。
ふぶき11070氷10%威力は高いが命中率が低い。水を半減する草・ドラゴン、苦手な飛行タイプに刺さる。
れいとうビーム90100氷10%威力と命中が安定している。水を半減する草・ドラゴン、苦手な飛行タイプに刺さる。「ふぶき」より性能が安定しているので優先度は高め。
こごえるかぜ5595氷10%威力が低く、素早さを低下させても素早さ逆転することは少ない。主にダブル用。
ミラーコート-100相手の特殊攻撃のダメージの2倍をその相手に与える。高い特殊耐久を持つので、相手の攻撃を耐えて反撃しやすい。


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補助技
技名タイプ命中効果備考
ねばねばネット-相手の場を「ねばねばネット」状態にする。交代ででてきたポケモンの素早さを1段階下げる。飛行タイプや特性「ふゆう」のポケモンには効果なし。相手に高速アタッカーが多い場合に特に活きるサポート技。
どくどく90相手を猛毒状態にする。水タイプなど、こちらの水技を半減してくる相手に使おう。
パワーシェア-自分と相手の「攻撃」と「特攻」を足して半分に分ける。オニシズクモは攻撃・特攻の数値はそれほど高くないので、相手のアタッカーに使えば刺さることもある。。
たくわえる-自身の防御・特防↑。3回まで物理耐久と特殊耐久を同時に上げられる技。耐久型の場合選択肢。
あまごい-天候を雨にする。雨状態にして自身の火力を増強したり、炎に強くなれる。
ねむる-2ターン眠り状態になるがHP全回復。カゴの実と組み合わせるといい。耐久型では選択肢。
みがわり-HPの4分の1を使って身代わりをつくる。HPを減らして、「なみのり」「ダイビング」使用時にくわえる獲物をピカチュウに調整するといい。
アクアリング-自身をアクアリング状態にして毎ターンHPを最大HPの1/16だけ回復する。耐久型であれば選択肢となる回復技。



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物理アタッカー型オニシズクモ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2522524000

性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)・ゆうかん(攻撃・素早さ)
特性:すいほう
道具:こだわりハチマキ・しんぴのしずく・とつげきチョッキ・オボンのみ
確定技:アクアブレイク
優先技:きゅうけつORとびかかる・ミラーコート
選択技:かみくだく・どくづき・ダイビング・ねばねばネット・どくどく

 攻撃に全振りし、特性「すいほう」で強化された水技で攻撃していくオニシズクモ。
半減ですら水技を撃ったほうが良いことが多いので、技を使い分ける必要性がないことも多い。
よって、同じ技しか使えないが一番火力が上がる「こだわりハチマキ」を持たせるのが特におすすめ。
次いで水技のみ強化でき、デメリットがない「しんぴのしずく」もおすすめだ。
相手の特殊アタッカーに特殊耐久と耐性を活かして繰り出し、水技で負荷を与えていこう。
選択技は、攻撃技にするなら「かみくだく」がおすすめ。
使用率の高いドラパルトは水を半減するのでその対策として使える。
「ダイビング」もあり。
相手がダイマックスした場合にターン稼ぎができ、与えるダメージも大きい。
 ダイマックスも選択肢。
雨天候にする「ダイストリーム」が極めて強力。
たとえ、水技を半減するポケモンに交代されても、「ダイストリーム」を連射していれば突破できることが多い。
 素早さが低いのを活かして、「トリックルーム」下で運用するのも選択肢。
その場合は素早さに下降補正が入る性格にしておこう。

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特殊アタッカー型オニシズクモ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
2520425200

性格:ひかえめ(特攻↑・攻撃↓)・れいせい(特攻↑・素早さ↓)
特性:すいほう
道具:こだわりメガネ・しんぴのしずく・とつげきチョッキ・オボンのみ
確定技:ハイドロポンプ・れいとうビーム
優先技:むしのさざめき・ミラーコート
選択技:なみのりORねっとう・どくづき・ダイビング・ねばねばネット・どくどく

 オニシズクモは特攻よりも攻撃のほうが高いが、「ハイドロポンプ」を取得したために技威力では特殊技が物理技を大きく上回る。
よって、最高火力だけなら特殊型のほうが上。
また、特殊技にはれいとうビームがあり、水半減の草・ドラゴンや苦手な飛行タイプをまとめて対策できる。
ただし、「ハイドロポンプ」の命中率は80とかなり不安。
また、特攻が低いので水技以外は物理型よりも火力不足となる。
よって、「ミラーコート」の優先度がより高くなる。
安定を求めるなら物理アタッカーとしてオニシズクモを育てたほうがいい。
とはいえ、当たれば火力には期待でき奇襲性もあるので育てる価値はある型だ。

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オニシズクモのパーティメンバー考察

 オニシズクモの弱点である電気・飛行・岩に強いポケモンをパーティに入れておきたい。
特におすすめなのはドリュウズで、電気を無効、飛行を半減、岩を4分の1にできる。
ドリュウズの弱点は炎・水・格闘・地面だが、
オニシズクモは炎を「すいほう」で半減、水・格闘・地面を半減することができる。
オニシズクモとドリュウズの組み合わせはとてもいいので、ぜひ試してみてほしい。

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オニシズクモの対策

 オニシズクモの水技の火力は驚異的。
ポケモン剣盾(ソードシールド)で追加されたダイマックスで今まで以上に受けるのは困難。
水半減のポケモンですら、「ダイストリーム」を連射されると耐えきれない。
受けたいならちょすい・よびみず持ちのポケモンを使おう。
火傷が効かないのも厄介だが。特性「いかく」や攻撃を下げる技を使うのは対策になる。
特殊耐久は非常に高いので突破するのは困難。
物理耐久もそこそこあるが、特殊耐久よりは遥かに脆いので、
素早い物理アタッカーで先制攻撃を仕掛けていきたい。

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