オニゴーリ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
オニゴーリは第3世代で初登場したポケモン。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オニゴーリ | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 80 | 480 |
タイプ:氷
4倍弱点:なし
2倍弱点:炎・格闘・岩・鋼
1/2軽減:氷
1/4軽減:なし
効果なし:なし
特性:せいしんりょく
アイスボディ(隠れ特性)
オニゴーリの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
ムラっけ型
からぶり保険型
パーティメンバー考察
対策
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オニゴーリの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のオニゴーリは第3世代で初登場した単氷タイプ。合計種族値は高くなく、各種族値全て80という特徴のない配分。
だが、隠れ特性「ムラっけ」により毎ターンランダムで1つの能力が2段階上昇し、他の1つの能力が1段階下がる。
これを活かして、「まもる」・「みがわり」で能力が上がるまでターン稼ぎをする戦法が主流。
能力が思い通りに上がらなくても「ぜったいれいど」による博打が可能であり、ある程度カバーできるのが強力。
ポケモン剣盾(ソードシールド)では命中率と回避率が「ムラっけ」の効果対象から外された。
命中率低下で技を外す心配に怯える必要がなくなった一方、
回避率が上がらないために「まもる」「みがわり」で防ぎつつ、相手の外しを待つ戦法が弱体化した。
また、メガシンカが廃止され、「はたきおとす」で持ち物を落とせないことがほぼなくなった。
ゴーストタイプが環境に多いこともあり、「はたきおとす」を覚えるポケモンは減ったにもかかわらず、使われる機会が増している。
「ムラっけ」オニゴーリの必須の持ち物でもある「たべのこし」が落とされてしまうと大きく不利となる。
その一方でオニゴーリの居座りを防ぐ方法として、強制交代・みちづれが天敵だったが、
それをダイマックスすることで逃れるという選択肢が生まれた点は強化と言える。
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オニゴーリの特性考察
せいしんりょく(怯まない。)
アイスボディ
(天候が「あられ」の時、毎ターン終了時にHPを最大値16分の1回復する・あられのダメージを受けない。)
ムラっけ(隠れ特性)
(毎ターン終了時にどれか1つの能力が2段階上がり、他のどれかの能力が1段階下がる。)
考察
「ムラっけ」の優先度が極めて高い。
ターン稼ぎするだけで運要素はあるものの総合的には能力が上がっていく。
オニゴーリの個性とも言える特性なので、これを選ばないことは考えられない。
「アイスボディ」はダイマックスで天候を「あられ」に自らすることが可能となったので、
前世代よりは有用性が増しているものの、「ムラッけ」と比べれば力不足。
相手が怯む技をしてくるという限られた状況でしか役に立たない「せいしんりょく」は
まず選ぶ価値がない。
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オニゴーリの技考察
特殊技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
フリーズドライ | 氷 | 70 | 100 | 水タイプにも効果抜群になる。氷10% | タイプ一致技。威力は低いが命中安定。水タイプにも効果抜群で通りが良い。 |
こおりのいぶき | 氷 | 60 | 90 | 急所100% | タイプ一致技。確定急所なので実際は威力90。加えて「ムラっけ」で特攻が低下したとしてもデメリットとならずにすむ。その一方で特攻が上がってもメリットにならない。 |
こごえるかぜ | 氷 | 55 | 95 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。相手を素早さ低下させ、次ターンから先制をとれるようにできる。 |
れいとうビーム | 氷 | 90 | 100 | 氷10% | タイプ一致技。威力と命中が安定している。 |
ふぶき | 氷 | 110 | 70 | 氷10% | タイプ一致技。威力は高いが命中率が低い。霰パで運用する場合やダイマックス前提型の場合に。 |
ぜったいれいど | 氷 | - | 30 | 一撃必殺 | たとえ、能力が上手く上がらない場合や苦手な相手と対面した場合でも突破できる可能性を生む技。 |
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特殊技
技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
こおりのつぶて | 氷 | 40 | 100 | 優先度+1 | タイプ一致先制技。弱った相手に先制してとどめをさすのに使える。。 |
ゆきなだれ | 氷 | 60・120 | 100 | 優先度-4 | タイプ一致技で相手からダメージを受けると威力が増す。「みがわり」で受けては威力増加せず自身で受けねばならないのでやや使いづらい。 |
つららばり | 氷 | 25 | 100 | 2~5回連続攻撃 | タイプ一致技。威力期待値は低いが、相手もみがわりを張ってきた場合の対策ができる。 |
じしん | 地 | 100 | 100 | なし | 威力と命中が安定しており、氷半減の炎・鋼に刺さる。 |
いかりのまえば | 無 | - | 90 | 相手の残りHPの2分の1ダメージを与える。 | 相性が悪い相手でも削れる便利な技。攻撃が低下した場合の備えにもなる。 |
かみくだく | 悪 | 80 | 100 | 防御↓20% | 環境に多いゴーストタイプに刺さる。 |
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補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
まもる | 無 | - | そのターンに相手の技を受けない。 | ターン稼ぎに使っていく。 |
みがわり | 無 | - | HPの4分の1を使って身代わりをつくる。 | ターン稼ぎに使っていく。 |
かげぶんしん | 無 | - | 回避率が1段階上がる。 | 剣盾(ソードシールド)でムラっけで回避率変動はなくなった。回避率を上げたいならこの技しかない。 |
ちょうはつ | 悪 | 100 | 3ターンの間相手は攻撃技しか出せなくなる。 | 相手の耐久型、サポート型のポケモンに刺さる。 |
トリック | 超 | 100 | 自分と相手の持ち物を入れ替える。 | こだわりアイテムを相手に押し付けるといい。 |
かなしばり | 無 | - | 相手が直前に使用した技が4ターンの間使えなくなる。 | 相手の変化技などに対して使えば起点にできる。 |
ひかりのかべ | 超 | - | 特殊攻撃によるダメージを2分の1にする壁を張る。 | 特殊耐久を上げられる。味方サポートにもなる。 |
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ムラっけ型オニゴーリ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
172 | 0 | 0 | 84 | 0 | 252 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)ORむじゃき(素早さ↑・特防↓)ORようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:ムラっけ
道具:たべのこし
確定技:みがわり・まもる
優先技:フリーズドライ・ぜったいれいど
選択技:こおりのいぶき・こごえるかぜ・じしん・いかりのまえば・ちょうはつ
「みがわり」と「まもる」でターン稼ぎをして能力を上げるオニゴーリ。
別のポケモンで麻痺をまいておくとより安定して動くことができる。
素早さはできる限り多くの相手に先制して「まもる」「みがわり」して起点にするため最速にし、
HPは「たべのこし」での回復量を上げるために16n+1調整にしている。
優先技は水タイプに通る「フリーズドライ」と攻撃回数を稼げば不利な相手でも一撃必殺で突破可能な「ぜったいれいど」。
他の技を選ぶ場合はこの2つのどちらかを外すのがおすすめ。
特攻ランク低下でも火力が落ちない「こおりのいぶき」、
高速アタッカーでも素早さ逆転して先制できる「こごえるかぜ」、
炎・鋼に有効な「じしん」、
相性不利な相手でも半分削れる「いかりのまえば」など他にも有効な技は結構ある。
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空振り保険型オニゴーリ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
252 | 0 | 0 | 204 | 0 | 52 |
性格:ひかえめ(特攻↑・攻撃↓)
特性:ムラっけ・せいしんりょく・アイスボディ
道具:からぶりほけん
確定技:ぜったいれいど・ふぶき
優先技:シャドーボールORあくのはどう
選択技:こごえるかぜ・じしん・ちょうはつ・いかりのまえば
最初に命中率30の「ぜったいれいど」か命中率70の「ふぶき」を撃つ。
当たればよしで、外した場合は「からぶりほけん」で素早さを上昇させ、
高速アタッカー相手に素早さ逆転して再度攻撃する。
素早さ無補正52振りで「からぶりほけん」発動後は最速ドラパルトをギリギリ抜ける。
耐久に振っているため、弱点をつかれなければ相手の攻撃をだいたい一撃は耐える。
よって、少々不利な相手でも「ぜったいれいど」を2発は放てる。
シャドーボールやあくのはどうで弱点をつける相手にも攻撃していこう。
相手は「みがわり」「まもる」を読んでくるので、奇襲が成功する可能性が高い。
特性は強力さの面から「ムラっけ」がおすすめ。
だが、「からぶりほけん」で上げた素早さを下げてしまう可能性もあるなど危険もある。
「せいしんりょく」、「アイスボディ」の選択肢もあると言える。
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オニゴーリのパーティメンバー考察
ムラっけ型オニゴーリを使うつもりなら麻痺をまけるポケモンが必要。麻痺をまくことでオニゴーリが先制をとれるようになり、相手の身体がしびれて「みがわり」が残る可能性が増す。
特性「すりぬけ」のポケモンはみがわりを無視して攻撃してくるので脅威。
シャンデラ・ドラパルトなどは遭遇することも多いので別のポケモンで対策できるようにしておきたい。
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オニゴーリの対策
ほとんどのオニゴーリは「まもる」「みがわり」でターン稼ぎを行ってくる。みがわりを無視できる特性「すりぬけ」や音技、みがわりを破壊した後残りを当てられる連続技、後攻でみがわりを破壊後の先制技などで対策ができる。
「ふきとばし」「ほえる」での強制交換、みがわり貫通の「ほろびのうた」「のろい」でも居座りを防ぐことができる。
はたきおとすを当てて、「たべのこし」を落せば、オニゴーリの時間稼ぎは長く続かないので対策となる。
火傷が効かないのも厄介だが。特性「いかく」や攻撃を下げる技を使うのは対策になる。
氷タイプであれば氷技を半減でき、ぜったいれいどを無効にできるので対策になる。
パルシェンであれば、ぜったいれいど無効でロックブラストによる「みがわり」貫通突破が可能。
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