オンバーン育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
オンバーンは第6世代で登場したポケモンだ。
育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
オンバーン | 85 | 70 | 80 | 97 | 80 | 123 | 535 |
タイプ:飛行・ドラゴン
4倍弱点:氷
2倍弱点:岩・ドラゴン・フェアリー
1/2軽減:炎・水・虫・格闘
1/4軽減:草
効果なし:地
特性:おみとおし
すりぬけ
テレパシー(隠れ特性)
オンバーンの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
特殊アタッカー型
レッドカード型
こだわりスカーフ型
パーティメンバー考察
対策
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オンバーンの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のオンバーンは第6世代で登場したドラゴン・飛行タイプ。同タイプのカイリューやボーマンダといった600族がポケモン剣盾(ソードシールド)では登場せず、オンバーンのみが持つ唯一の複合タイプとなっている。
非常に高い素早さとやや高めの特攻、並みレベルの耐久を持つ。
だが、火力と素早さでドラパルトに負けているのが痛い。
ドラパルトとは特性「すりぬけ」を持つ点でも似ており、差別化を考えなければならない。
また、優秀な補助技であった「すりかえ」が過去作限定となってしまったのもマイナス点。
オンバーンを使うなら「いかりのまえば」、「おいかぜ」といった希少な技を覚えることや特性「おみとおし」により偵察性能が高いことを活かしたい。
ダイマックスの追加は嬉しい。
タイプ一致「ダイジェット」で攻撃しながらドラパルトを抜ける素早さを手に入れることができる。
ドラパルトとの差別化にさえ成功すれば、能力値・技など性能自体は悪いものではないので、活躍は可能だ。
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オンバーンの特性
おみとおし(自分が場に出た時、相手の持ち物がわかる。)
すりぬけ
(リフレクター・ひかりのかべ・しんぴのまもり・しろいきり・みがわりを無視して攻撃できる。)
考察
「おみとおし」の優先度が一番高い。
相手の道具が分かれば型を判断しやすくなるので、偵察手段として有効。
「こだわりスカーフ」持ちでドラパルト抜きなどに調整されているポケモンが多い。
オンバーンにとっても先制されるため危険な存在であり、「こだわりスカーフ」の有無を判断できるのは特に評価できる点と言える。
「すりぬけ」も選択肢になるが「おみとおし」と比べると優先度低め。
この特性自体は強力だが、ドラパルトとの差別化がしづらくなるのが痛い。
また「みがわり」対策なら音技である「ばくおんぱ」で十分であることが多い。
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オンバーンの技考察
物理技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
りゅうせいぐん | 竜 | 130 | 90 | 自分の特攻↓↓ | タイプ一致技で高火力。連発はしづらい。撃ち逃げで使おう。 |
りゅうのはどう | 竜 | 85 | 100 | なし。 | 命中安定だが威力は高くない。特攻もそれほど高くないので火力不足が気になる。 |
エアスラッシュ | 飛行 | 75 | 95 | ひるみ3割 | タイプ一致技。威力は低いが怯み3割が強力。オンバーンは素早さが高いので活かしやすい。「ダイジェット」用としても使える。 |
ばくおんぱ | 無 | 140 | 100 | なし。 | 威力が非常に高く命中安定な上に音技でみがわりを貫通する。タイプ不一致だが「りゅうのはどう」より火力が出るので優先度は非常に高い。 |
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 火傷10% | 苦手な鋼に刺さる。「だいもんじ」の命中率が気になるならこちらを選ぼう。 |
シャドーボール | 霊 | 80 | 100 | 特防↓20% | 威力は低めだが命中安定。環境に多いゴーストに刺さる。 |
かえんほうしゃ | 炎 | 90 | 100 | 火傷10% | タイプ一致技。威力は高くないが命中が安定しているのが特徴。 |
ねっぷう | 炎 | 95 | 90 | 火傷10% | タイプ一致技。命中は90だが威力は「かえんほうしゃ」よりわずかに上がる。 |
ソーラービーム | 草 | 120 | 100 | 溜め攻撃 | 晴れ時に使うか「ダイソウゲン」用。 |
きあいだま | 格闘 | 120 | 70 | 10%で特防↓ | 威力が高いが命中がかなり不安なサブウェポン。 |
物理技
技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
いかりのまえば | 無 | - | 90 | 相手の残りHPの半分ダメージ | ゴースト以外の相手には安定した削り技となる。 |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代。 | 火力には期待できないが高い素早さを活かして先制しつつ撤退を狙える。 |
補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ちょうはつ | 悪 | 100 | 3ターンの間相手は攻撃技しか出せなくなる。 | 相手の耐久型、サポート型のポケモンに刺さる。 |
みがわり | 無 | - | HPの4分の1を使って身代わりをつくる。 | 交代読み・状態異常対策、相手ダイマックス時の時間稼ぎなどに役立つ。 |
おいかぜ | 飛 | - | 4ターンの間、味方の素早さを2倍する。 | 自身もドラパルトを超える素早さを得られ味方サポートにもなる。 |
ふきとばし | 無 | - | 相手ポケモンをランダムに交代させる。 | 強制流し手段。みがわりやまもるを貫通し、積み技対策にもなる。 |
はねやすめ | 飛 | - | HP半分回復。 | 先手で使うと相手攻撃時に飛行タイプが失われる。耐性変化に注意しよう。 |
つきのひかり | 妖 | - | 最大HPの半分回復する。 | 日照りで3分の2、雨、砂嵐、あられの時は4分の1回復。第8世代では天候が変わりやすく不安定。 |
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特殊アタッカー型オンバーン
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
20 | 0 | 4 | 252 | 0 | 236 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)
特性:おみとおし
道具:いのちのたま
確定技:りゅうせいぐん・ばくおんぱORエアスラッシュ
優先技:いかりのまえば・かえんほうしゃ
選択攻撃技:きあいだま・とんぼがえり
選択補助技:ちょうはつ・おいかぜ・みがわり
特殊アタッカー兼偵察要員として運用するオンバーン。
素早さは236振り補正ありにして少しでも耐久にまわすのがおすすめ。
最速にしても使用率の低いパルスワンを抜けるのみでメリットが少ない。
素早さ236振り補正ありでもインテレオンやエースバーンは抜ける。
持ち物は火力不足を補うために「いのちのたま」を持たせるのがおすすめ。
技は撃ち逃げ用の「りゅうせいぐん」は確定。
「りゅうのはどう」より火力が出て「みがわり」貫通の「ばくおんぱ」かタイプ一致飛行技で怯み30%「エアスラッシュ」のどちらかは覚えておきたい。
ダイジェットしてドラパルトを抜く想定なら「エアスラッシュ」を選ぶことになる。
他の技は削り技の「いかりのまえば」と鋼に刺さる「かえんほうしゃ」の優先度が高い。
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レッドカード型オンバーン
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
244 | 0 | 28 | 0 | 0 | 236 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)
特性:おみとおし
道具:レッドカード
確定技:いかりのまえば
選択攻撃技:りゅうせいぐん・どろぼう・かえんほうしゃ・とんぼがえり
選択補助技:ちょうはつ
まず、「いかりのまえば」で先制し、
攻撃技をオンバーンに当てた相手を強制交代させ、控えにも「いかりのまえば」を当てて、相手パーティの弱体化を狙っていく。
相手に与える損害も大きく、相手の控えが誰かわかるのも魅力。
素早さは236振り補正で120属抜きにして少しでも耐久にまわすのがおすすめ。
技は「いかりのまえば」は確定。
ゴーストタイプに対しても無力にならずにすむ「りゅうせいぐん」も優先度高め。
「レッドカード」を使用した後、相手の道具を奪える「どろぼう」も面白い。
「レッドカード」発動には攻撃してもらう必要があるため、
相手が攻撃技しか出せなくなる「ちょうはつ」も優先度高め。
他の技の選択肢としては鋼に刺さる「かえんほうしゃ」や撤退できる「とんぼがえり」などがある。
こだわりスカーフ型オンバーン
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
244 | 0 | 4 | 252 | 0 | 4 |
性格:ひかえめ(特攻↑・攻撃↓)
特性:おみとおし
道具:こだわりスカーフ
確定技:りゅうせいぐん・ばくおんぱORエアスラッシュ
優先技:とんぼがえり・かえんほうしゃ
選択攻撃技:きあいだま・いかりのまえば
こだわりスカーフでオンバーンの素早さを補強し、ドラパルトに対し先制し「りゅうせいぐん」で確定1発を狙っていく。
ドラパルトがりゅうせいぐんを耐えられる「きあいのタスキ」やオンバーンで抜けなくなる「こだわりスカーフ」を持っていたとしても、
「おみとおし」で判断できるのが利点。
素早さは4振り補正なしでドラパルト抜きのポケモンまで抜くことができるのでおすすめ。
残りの努力値は特攻と耐久に振ることができる。
技はドラパルトを処理するための「りゅうせいぐん」は確定。
威力が高い「ばくおんぱ」と怯み30%がある「エアスラッシュ」もどちらかは確定。
残りの技は撤退用の「とんぼがえり」と鋼に刺さる「かえんほうしゃ」の優先度が高め。
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オンバーンのパーティメンバー考察
オンバーンの弱点である氷・岩・ドラゴン・フェアリーの4タイプ。鋼タイプのポケモンならこの4タイプに強いので、パーティメンバーとしておすすめできる。
鋼タイプの弱点である炎・格闘・地面はオンバーンで半減以下にできるので相性はかなりいい。
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オンバーンの対策
注意点・高い素早さとそこそこの特攻を持つ、高速特殊アタッカー。
・「おみとおし」により持たせている道具がばれ、こちらの型を読まれやすい。
・「いかりのまえば」によりゴーストタイプ以外はどんな耐久型でもHPを半分削られてしまう。
対策方法
オンバーンは「おみとおし」を持つため、先発の偵察要員として使われることが多い。
オンバーンが入っているパーティが相手の時はこちらもオンバーンに強いポケモンを出すことで有利に立てる可能性が高い。
攻撃252振りドラパルトであれば、先制「ドラゴンアロー」でオンバーンを確定1発。
2連続技なのでオンバーンが「きあいのタスキ」持ちでも怖くない。
ただし、「こだわりスカーフ」での奇襲には注意が必要。
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