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キテルグマ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 キテルグマは第7世代で登場したポケモンだ。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
キテルグマ12012580556060500

タイプ:なし
4倍弱点:なし
2倍弱点:格闘・エスパー・フェアリー・飛行
1/2軽減:虫・岩・悪
1/4軽減:なし
効果なし:ゴースト

特性:もふもふ
   ぶきよう
   きんちょうかん(隠れ特性)

キテルグマの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
物理受け兼アタッカー型
こだわりスカーフ型
パーティメンバー考察
対策

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キテルグマの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のキテルグマは第7世代で登場したノーマル・格闘。
合計種族値はHPと攻撃がとても高く、防御も並みレベルはある。
火力と物理耐久に優れているポケモンと言える。
加えて特性「もふもふ」により接触技で受けるダメージを半減できる。
物理アタッカーの技には接触技が多く、火力のある物理受けとして役割を果たせることも多い。
ただし、特殊耐久については並レベルで、特殊技で「もふもふ」が発動する技は「くさむすび」「まとわりつく」などごく一部なので注意したい。
 第8世代ではダイマックスが追加されたのが大きなマイナス点となっている。
ダイマックス技は非接触であるために「もふもふ」適用外。
「もふもふ」での物理アタッカーに対する安定性が大きく低下してしまったと言える。
一方で、「インファイト」や「DDラリアット」など有用な技を覚えたので、
上手く使って立ち回りをすれば活躍できる可能性はある。

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キテルグマの特性

 もふもふ
(接触技で受けるダメージが半分になるが、炎技のダメージが2倍になる。)

 ぶきよう
(持っている道具の効果が発動しない。)

 きんちょうかん
(相手は木の実を食べられなくなる。)

考察
 「もふもふ」が有用性と貴重性で他の2特性を大きく上回っている。
ダイマックス技は非接触であるなど第7世代以前よりも不安定ではあるものの
物理技には接触技が多いのは相変わらずであり、受けるダメージが半分という効果量は凄まじい。
炎技にも弱くなる欠点があるが、炎物理技にも接触技が多い。
炎接触技を受けた場合は2倍×2分の1で等倍となる。
よって主に警戒すべきなのは炎特殊技となる。
 「きんちょうかん」は効果が受動的。
役に立たない特性というわけではないが、「もふもふ」を捨てて選ぶ価値はない。
 「ぶきよう」は本当に何の役にも立たない。
「トリック」や「スキルスワップ」を覚えないため、せいぜい使えるとすれば「トレース」対策。
しかし、ポケモン剣盾(ソードシールド)の環境では特性「トレース」を持つのはサーナイトくらい。


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キテルグマの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
すてみタックル120100反動1/3。タイプ一致技。威力が高く命中安定のメインウェポン。ただし耐久を削ってしまう。
メガトンキック12075反動1/3。タイプ一致技。威力が高いが命中が不安。「すてみタックル」の反動を嫌うなら。
あばれる120100行動固定。タイプ一致技。威力が高く命中も安定で反動もない。ただし行動固定なのでゴーストタイプが怖い。
からげんき70・140100自身が状態異常の場合威力が2倍。火傷対策に使える。
ドレインパンチ75100与えたダメージの半分回復。威力は低めだが命中安定。ダメージを与えつつ回復できるので便利。
インファイト120100自身の防御と特防が1段階低下。タイプ一致技。威力が高く命中安定のメインウェポン。連発も可能だが耐久を削ってしまう。
ばかぢから120100自身の攻撃と防御が1段階低下。タイプ一致技。威力が高く命中安定だが火力が下がるので連発しづらい。
アームハンマー10090自身の素早さが1段階低下。タイプ一致技。威力は高めだが命中90。素早さ低下デメリットもあるが、元々素早さは遅いのでそこまで気にならない。
れいとうパンチ75100氷10%。氷4倍ドラゴンなどに刺さる。
かみなりパンチ75100麻痺10%。ギャラドスやペリッパーに刺さる。
しっぺがえし50・100100後攻なら威力2倍鈍足と相性がいい技。ノーマルも格闘も効かないゴーストに刺さる。
DDラリアット85100相手の能力変化を無視して攻撃できる。苦手なエスパーやゴーストに刺さる。
シャドークロー70100急所ランク+1。威力は低いが命中安定。苦手なエスパーやゴーストに刺さる。
じしん100100なし。威力高めで命中安定。苦手な炎に刺さる。
じだんだ75・150100前ターン技失敗で威力2倍特にメインウェポンを「メガトンキック」にする場合は命中率が低いので、この技を活かしやすい。
いわなだれ7590ひるみ30%格闘が効きづらい飛行・虫に刺さるサブウェポン。ただし威力は低めで怯みは活かしづらい。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%威力は低く命中も100ではない。だが、味方サポートの他、相手によっては素早さ逆転も狙える。
アイアンヘッド80100ひるみ30%。格闘半減のフェアリーに刺さる。ただし怯みは活かしづらい。


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補助技
技名タイプ命中効果備考
ビルドアップ-自身の攻撃・防御↑。火力と物理耐久を同時に上げられる。
つるぎのまい-自身の攻撃↑↑。火力を大きく上げることができる。
いたみわけ-自分と相手のHPを2匹の残りHPの平均値にする。相手のHPが多い場合は回復手段として使えるが、自身のHPも多いのでやや使いづらいか?
みがわり-HPの4分の1を使って身代わりをつくる。交代読みで使っていく。技範囲は広いので交代先の相手をみて弱点をついていく立ち回りができる。
ちょうはつ1003ターンの間相手は攻撃技しか出せなくなる。突破できない耐久型に撃っていくといい。



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物理受け兼アタッカー型キテルグマ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
68252920960

性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:もふもふ
道具:こだわりハチマキ・とつげきチョッキ・たつじんのおび・ゴツゴツメット・いのちのたま・オボンのみ・じゃくてんほけん
確定技:ドレインパンチORアームハンマーORばかぢからORインファイト
優先技:からげんきORあばれるORすてみタックルORメガトンキック
選択攻撃技:しっぺがえしORDDラリアット・シャドークロー・じしん・アイアンヘッド・れいとうパンチ・かみなりパンチ・いわなだれORがんせきふうじ
補助技:ビルドアップ・みがわり・つるぎのまい・ちょうはつ

 「もふもふ」での物理受けと高い攻撃を活かした物理アタッカーを両立するキテルグマ。
物理アタッカーに繰り出し、「ドレインパンチ」などで負荷をかけていくのが基本となる。
HPが高いため、耐久指数を上げるには防御・特防に振ってやるほうが効率がいい。
そこで、HPには68だけ振り、残りを防御・特防に配分し、攻撃に全振りするという努力値振りがおすすめ。
この努力値配分をベースに物理耐久をより重視するなら防御、特殊耐久を重視する場合や「とつげきチョッキ」を持たせる場合は特防に重点的に振ってもいい。
どうぐは「ドレインパンチ」の火力と回復量を重視するなら「こだわりハチマキ」、特殊アタッカーに交代されることを恐れるなら「とつげきチョッキ」、
補助技を使いたい場合は、「たつじんのおび」、「ゴツゴツメット」、「いのちのたま」などから選ぶといい。
格闘技は ダメージを与えつつ回復できる「ドレインパンチ」の優先度が高い。
ノーマル技は火傷対策にからげんきの優先度がやや高め。
選択攻撃技は悪・ゴースト技のうち1つは選んでおき、格闘技もノーマル技も効かないゴーストタイプへの対策はしておこう。
補助技は火力と物理耐久を伸ばせる「ビルドアップ」や交代読みで使えば相手が見て攻撃技を選ぶことも可能な「みがわり」の優先度が高め。

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こだわりスカーフ型キテルグマ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
42524012236

性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:もふもふ
道具:こだわりスカーフ
確定技:インファイトORばかぢからORドレインパンチORアームハンマー
優先技:あばれるORすてみタックルORメガトンキックORからげんき
選択攻撃技:しっぺがえしORDDラリアット・シャドークロー・じしん・アイアンヘッド・れいとうパンチ・かみなりパンチ・いわなだれ

 「こだわりスカーフ」を持たせて素早さを補い奇襲を仕掛けるキテルグマ。
素早さ236振り補正ありで110族やアイアントを抜くことができる。
遅いイメージがあるので奇襲は成功しやすい。
攻撃に補正がかけられず、火力アップアイテムもないので、
技は威力重視で選んでいくことをおすすめする。
格闘技は連発できる「インファイト」、ノーマル技は行動固定以外にデメリットがない「あばれる」が一番おすすめだ。
残りの技構成はパーティとも相談して、キテルグマで倒さねばならない相手を考えた上で決めるといい。
ただl、格闘技とノーマル技を無効にするゴースト対策に悪ORゴースト技は入れておいたほうがいい。

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キテルグマのパーティメンバー考察

 キテルグマの弱点である格闘・エスパー・フェアリー・飛行に強いポケモンをパーティに入れておきたい。
おすすめは鋼・ゴーストで耐久値も優れているギルガルドだ。
格闘無効で、エスパー・フェアリー・飛行については半減することができる。

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キテルグマの対策

注意点
・高い攻撃による火力と、高HP・並の防御・「もふもふ」による高い物理耐久を併せ持つ。
・多くのタイプの技を覚え、攻撃範囲が優秀。
・ドレインパンチで攻撃しながら回復してくる。

対策方法
 特殊技のほとんどは非接触で「もふもふ」の対象外。
特殊耐久は並みで素早さも遅い。
特殊アタッカーで先に攻撃を2回浴びせれば等倍でも仕留めきれることが多い。
火傷させれば。物理アタッカーとしての機能を停止させられる。

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