ホルード育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
ホルードは第6世代から登場しているポケモンだ。
「ポケモン剣盾(ソードシールド)」での育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ホルード | 85 | 56 | 77 | 50 | 77 | 78 | 423 |
タイプ:ノーマル・地面
4倍弱点:なし
2倍弱点:草・氷・闘・水
1/2軽減:毒・岩
1/4軽減:なし
効果なし:ゴースト・電気
特性:ものひろい
ほおぶくろ
ちからもち(隠れ特性)
ホルードの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
こだわりスカーフ型
物理アタッカー型
ダイマックス前提型
パーティメンバー考察
対策
スポンサーリンク
目次にもどる
ホルードの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のホルードは第6世代から登場した唯一のノーマル・地面。合計種族値は非常に低く、高いと思える能力値は1つもない。
だが、実際は特性「ちからもち」で物理技の威力が2倍になり、
攻撃種族値140のドサイドンをも上回る火力を持つ。
加えて地面・ノーマル以外にも、悪・虫・毒・岩・格闘・電・氷・炎・飛・鋼のサブウェポンを持ち、攻撃範囲は非常に広い。
先制技の「でんこうせっか」、撤退用の「とんぼがえり」など便利な技も覚え、攻撃性能は高いと言える。
耐久は並みレベルあり、素早さもこだわりスカーフで補強しやすい絶妙な値となっている。
第8世代では「おんがえし」の技自体が消滅したのが痛手。
ノーマル技は威力が高くない「のしかかり」「からげんき」や次ターン動けなくなる「ギガインパクト」に頼る他ない。
一方で環境にゴーストが増えており、ゴースト技を無効にできる地面として活躍が期待できる。
スポンサーリンク
目次にもどる
ホルードの特性
ものひろい(毎ターン終了時に、そのターンに自分以外が消費した道具を拾って自分のものにする。)
ほおぶくろ
(きのみを使うとHPも最大HPの1/3回復する。)
ちからもち(隠れ特性)
(ダメージ計算時に攻撃の値を2倍として計算する。)
考察
「ちからもち」で確定と言っていい。
ダメージ計算時に攻撃が2倍になり、凄まじい火力強化ができる。
全特性の中でも、最強クラスの特性であり選ばない理由がない。
「ほおぶくろ」は有用な特性。
ただ、ポケモン剣盾(ソードシールド)では「リサイクル」を覚えられなくなり、この特性を活かせなくなった。
しかも、同特性のヨクバリスが登場したため、「ほおぶくろ」を選ぶ意義はないと言える。
「ものひろい」は論外。
発動機会が少なく活かしづらいので採用はありえない。
スポンサーリンク
目次にもどる
ホルードの技考察
物理技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
じしん | 地 | 100 | 100 | なし | タイプ一致技で威力と命中が安定している。 |
10まんばりき | 地 | 95 | 95 | なし | 基本性能ではじしんに劣るが、グラスフィールドで威力が下がらない。 |
ギガインパクト | 無 | 150 | 90 | なし | タイプ一致技。威力が非常に高い。ラス1や「ダイアタック」を撃つ時役だつ。 |
のしかかり | 無 | 85 | 100 | 麻痺30% | タイプ一致技。威力は高くないが命中安定で追加効果も優秀。 |
からげんき | 無 | 70・140 | 100 | 自身状態異常で威力倍増 | タイプ一致技。火傷対策として使える。 |
でんこうせっか | 無 | 40 | 100 | 優先度+1 | タイプ一致先制技。こだわりスカーフを持たせないなら優先度は高め。 |
イカサマ | 悪 | 95 | 100 | 相手の攻撃の値でダメージ計算する。 | 「ちからもち」で相手の攻撃を2倍にして計算するため、高いダメージが出やすい。 |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | 撤退しつつ攻撃できる。苦手な草に刺さる。こだわりスカーフと相性がいい。 |
ダストシュート | 毒 | 120 | 80 | 毒30% | 威力は高いが命中不安。苦手な草に刺さる。 |
ストーンエッジ | 岩 | 100 | 80 | 急所率+1。 | 地面無効の飛行、地面半減の虫に刺さる。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | 怯み30%。 | 威力は低めだが命中はストーンエッジよりマシ。こだわりスカーフがあれば怯みも狙いやすい。 |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 威力は低いが追加効果が高速アタッカーに刺さるので使いやすい。 |
ばかちから | 闘 | 120 | 100 | 自身の攻撃・防御↓ | 威力が高く命中安定だが、火力が下がるので連射しづらい。 |
アームハンマー | 闘 | 100 | 90 | 自身の攻撃・防御↓ | 威力と命中は「ばかぢから」に比べ劣るがデメリットはマシ。 |
けたぐり | 闘 | 20~120 | 100 | 相手の重さによって威力が変わる。 | 命中安定でデメリットもないが、相手によって威力が変わり安定しない。 |
ワイルドボルト | 電 | 90 | 100 | 反動4分の1。 | 威力と命中が安定している。だが並みはある耐久が削られてしまう。 |
かみなりパンチ | 電 | 75 | 100 | 麻痺10%。 | 威力は低めだが命中安定でデメリットもない。ギャラドスに刺さる。 |
れいとうパンチ | 氷 | 75 | 100 | 氷10%。 | 威力は低めだが命中安定でデメリットもない。4倍狙いで撃とう。 |
ほのおのパンチ | 炎 | 75 | 100 | 火傷10%。 | 威力は低めだが命中安定でデメリットもない。ナットレイピンポイント。 |
いかりのまえば | 無 | - | 90 | 相手の残HPの半分ダメージ。 | ゴースト以外の相手に刺さる削り技。 |
とびはねる | 飛 | 85 | 85 | 麻痺30%。 | 性能イマイチの技だが「ダイジェット」用として使える。 |
アイアンテール | 鋼 | 100 | 75 | 防御↓30% | 威力は高いが命中がかなり不安。フェアリーに刺さる。 |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30% | 威力は低めだが命中安定。スカーフなら怯みも活かしやすい。 |
スポンサーリンク
補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
つるぎのまい | 無 | - | 自身の攻撃↑↑。 | ただでさえ高い火力を更に上げる。「でんこうせっか」すら十分の威力となる。 |
ビルドアップ | 闘 | - | 自身の攻撃・防御↑。 | 火力と物理耐久を上げる。 |
こうそくいどう | 超 | - | 自身の素早さ↑↑。 | 素早さ倍増。素早さに振っていればほとんどの相手を抜けるようになる。 |
リサイクル | 無 | - | 使った道具を復活させる。 | 「ほおぶくろ」型で有用な技だったが過去作限定になってしまった。 |
スポンサーリンク
目次にもどる
こだわりスカーフ型ホルード
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:ちからもち
道具:こだわりスカーフ
確定技:じしん
優先技:とんぼがえり・イカサマ
選択攻撃技:ギガインパクトORのしかかりORからげんき・いわなだれORストーンエッジ・ばかぢから・3色パンチ・ダストシュート・アイアンヘッド
こだわりスカーフで素早さを補い、高速物理アタッカーとして運用するホルード。
素早さ252振り補正ありで、最速ドラパルト抜きが可能となる。
技は威力と命中が安定している「じしん」は確定。
苦手な相手に対し先制攻撃しつつ逃げられる上、苦手な草タイプにも刺さる「とんぼがえり」も優先度が高い。
最速ドラパルトに先制がとれるのでそれを活かすため、ドラパルトを一撃で倒せる「イカサマ」も優先度が高い。
残りの技はパーティとも相談して、ホルードで倒さねばならない相手を考えて決めるようにしよう。
個人的におすすめなのはタイプ一致かつ火傷対策となる「からげんき」。
次いで、飛行・虫に刺さり、怯み効果も活かしやすい「いわなだれ」もおすすめだ。
スポンサーリンク
目次にもどる
物理アタッカー型ホルード
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
252 | 252 | 4 | 0 | 0 | 0 |
性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:ちからもち
道具:こだわりハチマキ・いのちのたま・とつげきチョッキ
確定技:じしん
優先技:でんこうせっか
選択攻撃技:ギガインパクトORのしかかりORからげんき・イカサマ・ストーンエッジORがんせきふうじ・ばかぢからORアームハンマー・3色パンチ・とんぼがえり・ダストシュート・アイアンヘッド・アイアンテール
選択補助技:つるぎのまい・こうそくいどう
こだわりスカーフは持たせず、高火力物理アタッカーとして運用するホルード。
持ち物は火力を上げられる「いのちのたま」・「こだわりハチマキ」がおすすめ。
耐久が低い相手なら一撃で倒せるようになる。
例えば、「いのちのたま」を持たせた場合ドラパルト程度の耐久であれば一撃で倒せる。
技は「じしん」と「でんこうせっか」は確定。
耐久並みのポケモンであれば、「じしん」を1発当てた後「でんこうせっか」で倒せる。
「こだわりハチマキ」型でも終盤に繰り出し、「でんこうせっか」で一掃ができるため優先度が高い。
残りの技はパーティとも相談して、ホルードで倒さねばならない相手を考えて決めるようにしよう。
個人的におすすめは火傷対策の「からげんき」とゴーストや物理アタッカーに刺さる「イカサマ」。
「つるぎのまい」や「こうそくいどう」など積み技も候補。
スポンサーリンク
目次にもどる
ダイマックス前提型ホルード
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
4 | 252 | 0 | 0 | 0 | 252 |
性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:ちからもち
道具:いのちのたま
確定技:とびはねる・じしん・ギガインパクト
選択攻撃技:いわなだれORストーンエッジ・とんぼがえり・イカサマ・ばかぢから・3色パンチ・アイアンヘッド
「ダイジェット」で素早さを上げて、全抜きを目指すホルード。
素早さ252振り補正ありで、「ダイジェット」後に最速ドラパルト抜きが可能となる。
持ち物はダイマックス時にも各技の火力を上げられる「いのちのたま」がおすすめ。
技は「ダイジェット」用の「とびはねる」と威力と命中が安定している「じしん」は確定。
「ギガインパクト」も確定。
「のしかかり」の場合よりも威力が20高い「ダイアタック」が撃てる。
「ダイアタック」は相手の素早さを下げられるので、「ダイジェット」と同様に素早さ逆転を狙うことができる。
残りの技は、ホルードで倒さねばならない相手を考えて決めるようにしよう。
個人的におすすめはいわなだれORストーンエッジ。
飛行に刺さる上に「ダイロック」時はすなあらしを起こしてタスキつぶしをすることができる。
スポンサーリンク
目次にもどる
ホルードのパーティメンバー考察
ホルードのパーティメンバーとしてはギャラドスが優れている。ギャラドスは ホルードの弱点である格闘と水を半減でき、草と氷も等倍で受けられる。
ホルードはギャラドスの弱点である電気を無効、岩を半減することができる。
目次にもどる
ホルードの対策
注意点・特性「ちからもち」による圧倒的な火力。
・地面・ノーマル以外にも、悪・虫・毒・岩・格闘・電・氷・炎・飛・鋼のサブウェポンを持ち、攻撃範囲は異常レベル。
・先制技・積み技など便利な技を持ち、道具の選択肢も幅広く、何をしてくるか読みづらい。
対策方法
使用率は低いものの、何をしてくるか読めない難敵。
型を読み間違うと致命傷になりかねない。
こだわりスカーフ型でなければ、先制して2回殴れば、耐久は並みなので倒せる。
だが、「こだわりスカーフ」持ちだった場合や「ダイジェット」を使われた場合はドラパルトすら抜かれてしまう。
「おにび」で火傷にすると機能停止することが多いので有効な対策となることが多い。
しかし、ホルードが「からげんき」を覚えていた場合は逆に火力を上げてしまう結果となる。
ホルードの状態異常時「からげんき」を喰らうと等倍なら大抵のポケモンは一撃で倒される。
ゴーストタイプならノーマル技無効だが、攻撃が高い場合は「イカサマ」で一撃で倒されるので注意。
アーマーガアなら一致技を半減でき、こちらが攻撃を「ビルドアップ」で上げたりしなければ「イカサマ」もそれほど怖くない。
ただし、炎技や電気技を覚えていた場合は受けきれない可能性もあるので注意。
スポンサーリンク
ポケモン剣盾(ソードシールド)育成論(頭文字別)まとめへ戻る。
ポケモン剣盾(ソードシールド)育成論(タイプ別)まとめへ戻る。
ポケモン剣盾(ソードシールド)で強くなりたい!勝ちたい!それなら育成論を見てみよう。
page topから各メニューを選択!