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ガマゲロゲ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」

 
 ガマゲロゲは第5世代から登場しているポケモンだ。
「ポケモン剣盾(ソードシールド)」での育成論について紹介していく。
ポケモンHP攻撃防御特攻特防素早合計
ガマゲロゲ1059575857574509

タイプ:水・地面
4倍弱点:
2倍弱点:なし
1/2軽減:炎・毒・岩・鋼
1/4軽減:なし
効果なし:電気

特性:すいすい
   どくしゅ
   ちょすい(隠れ特性)

ガマゲロゲの育成論目次

性能考察
特性考察
技考察
すいすい物理アタッカー型
すいすい特殊アタッカー型
どくしゅアタッカー型
ちょすいアタッカー型
パーティメンバー考察
対策

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ガマゲロゲの性能

 ポケモン剣盾(ソードシールド)のガマゲロゲは第5世代から登場しているポケモン。
水・地面の複合タイプを持ち、弱点は草しかない。
種族値はHPと攻撃が若干高め。
素早さ種族値74は決して高い数値ではないが、水・地面の中では一番高いので活かしてやりたい。
特性も有用で、「すいすい」では高い機動力を得られ、「ちょすい」では水タイプに強くなれる。
 ポケモン剣盾(ソードシールド)では、「アクアブレイク」や「ウェザーボール」といった有用な技を取得した。
ダイマックスの追加で自身が「ダイストリーム」で「すいすい」を発動可能になったことも強化と言える。
水・地面の強力なポケモンであるラグラージが登場しないこともあり、第7世代以前よりは活躍が期待できるポケモンだ。

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ガマゲロゲの特性

 すいすい
(雨天候の時に素早さが2倍になる。)

 どくしゅ
(接触技で攻撃したとき、相手を30%の確率でどく状態にする。)

 ちょすい(隠れ特性)
(水タイプの技を受ける場合無効化し、HPを最大値の1/4回復する。)

考察
 「すいすい」と「ちょすい」の優先度が高め。
「すいすい」であれば雨可で火力と素早さを両立したアタッカーとなれる。
抜き性能がなかなか高く水パではエースになれる。
 「ちょすい」では水タイプに役割が持てる。
ポケモン剣盾ではウオノラゴンやオニシズグモなど水に超火力を持つポケモンが多いため、その対策として役立つ。
水タイプに刺さる「パワーウィップ」を覚える点もいい。
 「どくしゅ」も決して弱い特性ではなく、発動時は強力なダメージソースとなる。
ただし、発動が30%で運次第であり、耐久力がそれほど高くないガマゲロゲでは試行回数を稼ぎづらい。
そのため、優秀な「すいすい」や「ちょすい」に比べると優先度は下がってしまう。
ただし、ポケモン剣盾では「アクアブレイク」を取得した。
メイン技で発動を狙えるようになったのは大きく、選択肢にはなる特性と言える。


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ガマゲロゲの技考察

物理技
技名タイプ威力命中効果備考
アクアブレイク85100防御↓20%。タイプ一致技。威力は高くはないが命中安定で追加効果も優秀。
じしん100100なし。タイプ一致技。威力と命中が安定している。
パワーウィップ12085なし。威力はあるが命中が不安なサブウェポン。水に刺さる。
どくづき80100毒30%。水技・地面技を半減する草タイプに刺さる。「どくしゅ」とあわせると51%の確率で毒にできる。
いわなだれ7590怯み30%。地面が無効の飛行や半減する虫に刺さる。ただし威力は低め。特性「すいすい」なら怯みを狙いやすい。
がんせきふうじ6095素早さ↓100%。サポート用。素早さにある程度振っていれば素早さ逆転も狙えるかもしれない。
れいとうパンチ75100氷10%。水を半減する草やドラゴンに刺さる。
ドレインパンチ75100与えたダメージの半分吸収。回復できるのが長所。ただし抜群の鋼や岩にはタイプ一致技で十分であり、優先度低め。
とびはねる85851ターン目に飛び上がり2ターン目攻撃。「ダイジェツト」用の技として使える。相手のダイマックスに対する時間稼ぎにも使える。


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特殊技
技名タイプ威力命中効果備考
ハイドロポンプ11080なし。タイプ一致技。高威力だが命中不安。
なみのり90100なし。タイプ一致技。威力と命中が安定している。
だくりゅう9085命中↓30%タイプ一致技。威力の割に命中が低い。追加効果優秀。
ねっとう80100火傷30%タイプ一致技。威力は低いが命中安定。追加効果が物理アタッカーに刺さる。。
だいちのちから90100特防↓10%タイプ一致技。威力と命中が安定している。グラスフィールドでも威力低下はない。
きあいだま12070特防↓10%威力は高いが命中がかなり不安。サザンドラやナットレイに刺さる。
くさむすび20~120100相手が重いほど威力が高くなる。水に刺さるが。威力が安定しない。
ヘドロウェーブ95100毒10%。威力があり命中安定。草やフェアリーに刺さる。
ヘドロばくだん90100毒30%。「ヘドロウェーブ」より威力がわずかに低いが追加効果が強力になっている。
こごえるかぜ5595素早さ↓100%。草・ドラゴンに刺さるが威力不足。素早さ逆転を狙うことは可能。
ウェザーボールノーマル50100天気が変わっていると威力が2倍になる。ひでりなら炎、雨なら水、砂嵐なら岩、あられなら氷に技タイプが変化する。天候変化にあわせて攻撃できる。


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補助技
技名タイプ命中効果備考
どくどく90相手を猛毒状態にする。毒タイプではないのにこの技を使えるのは貴重。耐久型に刺さる。
みがわり-HPの4分の1を使って身代わりをつくる。交代読みや補助技対策に。
あまごい-天候を雨にする。「すいすい」を自力で発動することができる。
ステルスロック-相手が交代するたびに(最大HPの1/8×岩に対する相性)のダメージサポート技。弱点が少なく耐性多めなので流せる相手は多いので狙っていこう。
まもる-優先度+4。受ける攻撃技・変化技を防ぐ。どくみがまも型で使おう。



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すいすい物理アタッカー型ガマゲロゲ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
4252000252

性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:すいすい
道具:いのちのたま・たつじんのおび・こだわりハチマキ
確定技:アクアブレイク・じしん
優先技:どくづきORれいとうパンチ
選択攻撃技:パワーウィップ・いわなだれORがんせきふうじ・ドレインパンチ・とびはねる
選択補助技:あまごい・ステルスロック・どくどく

 ポケモン剣盾で覚えた「アクアブレイク」と特性「すいすい」を活かし、高速物理アタッカーとして戦うガマゲロゲ。
素早さは252振り無補正で、リザードンなど100族スカーフORダイジェット抜きとなるのでおすすめだ。
ちなみに「すいすい」未発動時は最速バンギラスまでは抜ける。
道具は広い攻撃範囲を活かせる「いのちのたま」の優先度が高い。
技はタイプ一致技である「アクアブレイク」と「じしん」は確定。。
加えて、水技と地面技を半減する草タイプに止められることを防ぐために「どくづき」または「れいとうパンチ」のどちらかは覚えておきたい。
技構成の最後の1つは自由枠。
水に刺さる「パワーウィップ」がおすすめだが、パーティとも相談して他の技にしてもいい。
 雨は他のポケモンに降らせてもいいが、自身がダイマックス・「あまごい」で降らせる手もある。
ダイマックスする場合は「じしん」の威力が下がる「ダイソウゲン」と雨天候を変更してしまう「ダイアイス」・「ダイロック」を使うのに注意が必要。
特にダイマックスを前提とするなら優先技は「れいとうパンチ」ではなく「どくづき」にしたほうがいい。

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すいすい特殊アタッカー型ガマゲロゲ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
4002520252

性格:ひかえめ(特攻↑・攻撃↓)
特性:すいすい
道具:いのちのたま・たつじんのおび・こだわりメガネ
確定技:ハイドロポンプORなみのりORねっとう・だいちのちから
優先技:ヘドロウェーブORヘドロばくだん
選択攻撃技:ウェザーボール・きあいだま・くさむすび・こごえるかぜ
選択補助技:あまごい・ステルスロック・どくどく

 特性「すいすい」を活かし、高速特殊アタッカーとして戦うガマゲロゲ。
素早さは252振り無補正で、リザードンなど100族スカーフORダイジェット抜きとなるのでおすすめ。
「すいすい」が発動していない時は最速バンギラスまでは抜ける。
道具は広い攻撃範囲を活かせる「いのちのたま」をおすすめする。
技はタイプ一致技である水技と「だいちのちから」は確定。。
加えて、水技と地面技を半減する草タイプに刺さる毒技の優先度が高い。
技構成の最後の1つは自由枠となる。
天候変化にあわせて攻撃でき、雨天候時は威力が100で「なみのり」より高い命中安定技となる「ウェザーボール」、
ナットレイサザンドラに刺さる「きあいだま」、水タイプに刺さる「くさむすび」などが候補となる。
パーティとも相談して技を決めるといい。
 雨は他のポケモンに降らせてもいいが、自身がダイマックス・「あまごい」で降らせる手もある。
ダイマックスする場合は雨天候を変更してしまう「ダイアイス」を使うのに注意が必要。

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どくしゅアタッカー型ガマゲロゲ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
164252440444

性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:どくしゅ
道具:こだわりハチマキ・いのちのたま・たつじんのおび・とつげきチョッキ
確定技:アクアブレイク
選択攻撃技:じしん・どくづき・パワーウィップ・れいとうパンチ・ドレインパンチ
選択補助技:ステルスロック

 ポケモン剣盾で覚えたタイプ一致技「アクアブレイク」で「どくしゅ」が発動できるのを活かすガマゲロゲ。
電気など得意な相手に繰り出し、相手の交代先に負荷をかけていく。
HP種族値が高いため、耐久指数が高くなるHP=防御+特防を達成するためにHP164、防御44、特防44振り。
おすすめの道具は相手に最大限の負荷をかけられる「こだわりハチマキ」。
運がよければ相手を毒状態にして更なる負荷をかけていける。
相手の交代先が鋼タイプの場合「どくしゅ」を無効化してくるが、地面技を警戒してあまり出てこない。
ただし、地面無効のアーマーガアと地面等倍のナットレイは出てくるので、他のポケモンで対処できるようにしておきたい。
アクアブレイク以外の選択攻撃技は「じしん」以外は「どくしゅ」の対象となる。
タイプ一致の「じしん」、草に刺さり毒確率51%となる「どくしゅ」、水に刺さる「パワーウィップ」の優先度が高め。

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ちょすいアタッカー型ガマゲロゲ

努力値
HP攻撃防御特攻特防素早
164252440444

性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:ちょすい
道具:たべのこし・こだわりハチマキ・とつげきチョッキ・ゴツゴツメット・オボンのみ・たつじんのおび
確定技:アクアブレイク・じしん
優先技:パワーウィップ・どくづきORれいとうパンチ
選択攻撃技:いわなだれORがんせきふうじ・とびはねる
選択補助技:ステルスロック・どくどく

 水無効の「ちょすい」と弱点の少なさを活かして主にサイクル戦で運用するガマゲロゲ。
HP種族値が高いため、耐久指数が高くなるHP=防御+特防にするためにHP164、防御44、特防44振り。
道具のおすすめは長持ちさせるための「だべのこし」か負荷をかけられる「こだわりハチマキ」。
技構成は「アクアブレイク」と「じしん」は確定。
役割対象の水の弱点をつける「パワーウィップ」もほぼ確定。
水・地面・草技を半減する草に刺さる「どくづき」または「れいとうパンチ」もほぼ確定と言える。
他の技を入れるとすれば外すのは「どくづき」または「れいとうパンチ」となるが、
その場合は他のパーティメンバーで草タイプを処理できるようにしておこう。

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ガマゲロゲのパーティメンバー考察

 ガマゲロゲの弱点は少ないものの、草技は4倍弱点となっている。
草技を非常に撃たれやすいので、「そうしょく」で草技を無効にできたり、草技を4分の1に軽減できるポケモンをパーティに入れておきたい。
また、「すいすい」のガマゲロゲを使う場合、いくら「ダイストリーム」で自力でも雨天候にできるとはいえ、
できれば、他のポケモンで雨天候にしてやりたい。
よって、ペリッパーをパーティに入れるのがおすすめ。
ペリッパーは特性「あめふらし」で雨天候にできる上で草等倍。
ペリッパーの4倍弱点である電気は、ガマゲロゲなら無効にすることができる。
ただし、フリーズドライは2体とも刺さるので注意。

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ガマゲロゲの対策

注意点
・弱点が草しかないという優秀な耐性を持つ。
・「すいすい」の場合、高い火力と素早さを両立したアタッカーとなる。
・「ちょすい」の場合、「パワーウィップ」もあるので水タイプに対して非常に強い。

対策方法
 ガマゲロゲは型が多いが相手のパーティを見ればある程度予想はできる。
ペリッパーが入っていれば、まず「すいすい」型だと思っていい。
一方で、自身でも雨は降らせるのでペリッパーが入ってない場合でも「すいすい」型の可能性がある。
「すいすい」型が一番多いので、天候を書き換えられるポケモンを選出しておくのが比較的有効な対策。
ナットレイであれば、ガマゲロゲ草対策に覚えていることの多い毒無効、氷等倍なので、安定して戦える。
フリーズドライを覚えているポケモンならガマゲロゲとペリッパーの両方に4倍ダメージを与えられる。

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