エレザード育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
エレザードは第6世代で初登場したポケモン。
ポケモン剣盾(ソードシールド)での育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エレザード | 62 | 55 | 52 | 109 | 94 | 109 | 481 |
タイプ:電気・ノーマル
4倍弱点:なし
2倍弱点:格闘・地面
1/2軽減:電気・飛行・鋼
1/4軽減:なし
効果なし:ゴースト
特性:かんそうはだ
すながくれ
サンパワー(隠れ特性)
エレザードの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
特殊アタッカー型
こだわりスカーフ型
砂パ運用型
パーティメンバー考察
対策
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エレザードの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のエレザードは第6世代で初登場した唯一の電気・ノーマルタイプ。弱点2つに対し無効1つ半減3つ、加えて「かんそうはだ」であれば水も無効にできるため耐性は優秀。
ただし、合計種族値がかなり低く、特に物理耐久が貧弱であるため、物理技は半減でもかなりのダメージを受けてしまう。
耐性が優秀にもかかわらず、無効にできるゴースト・水以外へ繰り出すのが厳しいのが大きな欠点と言える。
一方必要ない攻撃は徹底して低いなど配分は悪くなく、特攻・素早さの高い高速特殊アタッカー型のステータスを持っている。
電気・ノーマルの攻撃範囲は広く、「ハイパーボイス」でみがわり対策もできるのは長所。
ポケモン剣盾(ソードシールド)では新たに「ウェザーボール」を覚えられるようになった。
現環境ではダイマックス技で天候が切り替えられることが多く、「ウェザーボール」を活かしやすくなっている。
また、環境にゴーストタイプが増えており、
エレザードは電気タイプでゴーストを無効にできる唯一のポケモンであるため、活躍できる機会は増えていると言える。
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エレザードの特性考察
かんそうはだ(水タイプの技を受けた時、その技を無効化しHPが最大HPの1/4回復する。 炎タイプの攻撃技で受けるダメージが1.25倍になる。 天候がひでりの時、ターン終了時、HPに最大HPの1/8のダメージ)
すながくれ
(天候が「すなあらし」の時、回避率が1.25倍になる・すなあらしのダメージを受けない。)
サンパワー(隠れ特性)
(天候が晴れの時、特攻が1.5倍になるが、ターン終了時、HPに最大HPの1/8のダメージ)
考察
「かんそうはだ」の優先度が非常に高い。
ウオノラゴン、ギャラドス、インテレオン、ウォッシュロトムなど強力な水アタッカーが多数いる現環境において、
水技を無効にできるのは非常に有用と言える。
ただし、炎タイプや晴れパに弱くなるので注意したい。
「すながくれ」も選択肢にはなる。
物理耐久が非常に低いため「きあいのタスキ」を持たせることも多く、すなあらしでタスキをつぶされないのはメリット。
ただし、「かんそうはだ」が強力すぎるので優先度は下がってしまう。
「サンパワー」は優先度が低い。
自身では攻撃できる炎技を覚えないためダイマックス技を使って晴れにすることができない。
発動してもダメージを受けてしまうことから「きあいのタスキ」とも相性が悪い。
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エレザードの技考察
特殊技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
10まんボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10% | タイプ一致技。威力と命中が安定している。 |
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30% | タイプ一致技。威力は高いが命中不安。だが、雨を降らす前提なら強力。 |
ボルトチェンジ | 電 | 70 | 100 | 自身が交代 | タイプ一致技。交代して撤退しつつ相手に負荷をかけていける。 |
パラボラチャージ | 電 | 65 | 100 | 与えたダメージの半分回復 | タイプ一致技。回復できるのはいいが威力が低い。 |
ハイパーボイス | 無 | 90 | 100 | なし | タイプ一致技。威力と命中が安定しており、音技なので「みがわり」に強い。 |
はかいこうせん | 無 | 150 | 90 | 次ターン行動不能。 | タイプ一致技。ラス1や「ダイアタック」用にするといい。 |
ウェザーボール | ノーマル | 50 | 100 | 天気が変わっていると威力が2倍になる。 | ひでりなら炎、雨なら水、砂嵐なら岩、あられなら氷に技タイプが変化する。天候変化にあわせて攻撃できる。 |
なみのり | 水 | 90 | 100 | なし | 威力と命中が安定している。苦手な地面に刺さる。雨パで使うなら優先度高め。 |
くさむすび | 草 | 20~120 | 100 | 体重が重い相手ほど威力が上がる。 | 威力不安定だが地面に刺さる。 |
ソーラービーム | 草 | 120 | 100 | 溜め攻撃。 | 晴れ状態なら溜めなし。サンパワー型で。 |
きあいだま | 闘 | 120 | 70 | 特防↓10% | 威力は高いが命中がかなり不安。岩や鋼に刺さる。 |
あくのはどう | 悪 | 80 | 100 | 怯み20% | 威力は低めだが命中安定。素早いので怯みを活かしやすい。 |
りゅうのはどう | 竜 | 85 | 100 | なし | 威力は高くはないが命中安定。呼ぶドラゴンに刺さる。 |
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エレザードの技考察
特殊技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
でんこうせっか | 無 | 40 | 100 | 優先度+1 | タイプ一致先制技。威力には期待できないが、タスキつぶしができる。 |
とんぼがえり | 虫 | 70 | 100 | 自分交代 | ダメージを与えつつ交代できるが威力は期待できない。 |
ドラゴンテール | 竜 | 60 | 90 | 相手交代 | 強引な流し手段。積み対策ができる。 |
補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
へびにらみ | 無 | 100 | 相手を麻痺状態にする。 | サポート技。呼ぶ地面に刺さるのが強力。 |
かいでんぱ | 電 | 100 | 相手の特攻↓↓。 | サポート技。特殊アタッカーに刺さる。 |
ひかりのかべ | 超 | - | 特殊攻撃によるダメージを2分の1にする壁を張る。 | 並みレベルの特殊耐久がさらに増す。素早いので先攻で使いやすい。もちろん味方サポートとしても強力。 |
どくどく | 毒 | 90 | 相手を猛毒状態にする。 | 相手の耐久型に刺さる。過去作限定 |
みがわり | 無 | - | HPの4分の1を使って身代わりをつくる。 | 交代読みなどで使っていこう。 |
にほんばれ | 炎 | - | 天候を晴れにする。 | 晴れパで使うなら。自力で「サンパワー」を発動させる手段。 |
あまごい | 水 | - | 天候を雨にする。 | 雨パで使うなら選択肢。 |
すなあらし | 岩 | - | 天候をすなあらしにする。 | 特性「すながくれ」を使うなら選択肢になる。 |
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特殊アタッカー型エレザード
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 4 | 252 | 0 | 252 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)
特性:かんそうはだ
道具:きあいのタスキ・いのちのたま・とつげきチョッキ・こだわりメガネ
確定技:10万ボルトORかみなり・ハイパーボイス
選択攻撃技:ボルトチェンジ・なみのり・くさむすび・りゅうのはどう・あくのはどう・ウェザーボール・きあいだま・はかいこうせん・でんこうせっか
選択補助技:へびにらみ
高い特攻と素早さを活かして高速特殊アタッカーとして運用するエレザード。
道具は低すぎる物理耐久を補える「きあいのタスキ」の優先度が高い。
不足ぎみの火力を補うため「いのちのたま」、並みレベルはある特殊耐久を活かすための「とつげきチョッキ」も選択肢となる。
技はタイプ一致の電気技と「ハイパーボイス」は確定。
残りの技は撤退しつつ攻撃できる「ボルトチェンジ」、麻痺させ自身より素早い相手も抜けるようになる「へびにらみ」、
電気無効の地面に刺さる「なみのり」OR「くさむすび」、電気半減のドラゴンに刺さる「りゅうのはどう」の優先度が高め。
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こだわりスカーフ型エレザード
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
124 | 0 | 28 | 244 | 0 | 108 |
性格:ひかえめ(特攻↑・攻撃↓)
特性:かんそうはだ
道具:こだわりスカーフ
確定技:10万ボルトORかみなり・ハイパーボイス
優先技:りゅうのはどうORあくのはどう
選択攻撃技:ボルトチェンジ・なみのり・くさむすび・りゅうのはどう・あくのはどう・ウェザーボール・きあいだま・はかいこうせん
選択補助技:へびにらみ
「こだわりスカーフ」を持たせドラパルト抜きを達成しつつ、余った努力値で耐久を補うエレザード。
素早さ108振り無補正でドラパルト抜きとなる。
加えて火力強化アイテムなしドラパルトのドラゴンアローを確定耐えするようにHP124振り、防御28振りしている。
技はタイプ一致の電気技と「ハイパーボイス」は確定。
ドラパルトを確定2発にできる「りゅうのはどう」または「あくのはどう」の優先度が高い。
残りの技は苦手な相手に攻撃しつつ撤退できる「ボルトチェンジ」がおすすめ。
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砂パ運用型エレザード
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 4 | 252 | 0 | 252 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)
特性:すながくれ
道具:きあいのタスキ・ひかりのこな
確定技:10万ボルトORかみなり・ハイパーボイス
選択攻撃技:ボルトチェンジ・なみのり・くさむすび・りゅうのはどう・あくのはどう・ウェザーボール・きあいだま・はかいこうせん・でんこうせっか
選択補助技:みがわり・へびにらみ・すなあらし
砂パでの高速特殊アタッカーとして運用するエレザード。
道具は「すながくれ」とあわせて、相手の命中率を0.72倍にできる「ひかりのこな」がおすすめ。
低すぎる物理耐久を補える「きあいのタスキ」もおすすめ。
「すながくれ」により、すなあらし状態でもタスキをつぶさずにすむので相性がいい。
技はタイプ一致の電気技と「ハイパーボイス」は確定。
残りの技は「ひかりのこな」採用型であれば「みがわり」の優先度が高め。
自分より遅い相手には「みがわり」連射で技外しを狙うことができる。
カバルドン対策として、「なみのり」か「くさむすび」も覚えていたほうがいい。
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エレザードのパーティメンバー考察
エレザードの弱点は格闘と地面。よって格闘半減ができ、地面を無効にできる飛行タイプかつ物理耐久に優れたポケモンをパーティに入れておきたい。
飛行・鋼のアーマーガアや悪・飛行のバルジーナがおすすめ。
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エレザードの対策
注意点・特攻と素早さが高い高速特殊アタッカー。
・電気・ノーマルの攻撃範囲が広い。
・3つの特性はどれも天候に関わり、「かんそうはだ」の場合水無効。
対策方法
まず、相手のパーティ構成から特性を予想しよう。
砂パの場合は「すながくれ」、晴れパの場合は「サンパワー」が疑がわれるが
そうでなければ、「かんそうはだ」がほとんど。
「きあいのタスキ」を持っている場合が多いので、すなあらしやあられを起こせるポケモンがいればタスキつぶしができる。
ドラパルトやエースバーンなどエレザードより速いポケモンで2回攻撃するのも有効。
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