ドリュウズ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
ドリュウズは第5世代から登場しているポケモンだ。
「ポケモン剣盾(ソードシールド)」での育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ドリュウズ | 110 | 135 | 60 | 50 | 65 | 88 | 508 |
タイプ:地・鋼
4倍弱点:なし
2倍弱点:炎・水・格闘・地面
1/2軽減:ノーマル・飛行・エスパー・虫・ドラゴン・鋼・フェアリー
1/4軽減:岩
効果なし:毒・電気
特性:すなかき
すなのちから
かたやぶり(隠れ特性)
ドリュウズの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
こだわりスカーフ型
きあいのタスキ型
すなかきアタッカー型
パーティメンバー考察
対策
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ドリュウズの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のドリュウズは第5世代から登場した地面・鋼タイプ。攻撃種族値が135もあり、地面・鋼の攻撃範囲も優れているので攻撃能力が高い。
HPは高いが、防御と特防は低いため耐久は並みだが、半減以下は10タイプで無効タイプも2つ、
4分の1軽減のタイプが1つあるので繰り出し性能は高め。
特性は相手の特性を無視して攻撃できる「かたやぶり」、中途半端な素早さを補える「すなかき」のどちらも有用。
「かたやぶり」ならミミッキュの「ばけのかわ」や地面技を無効化する「ふゆう」の対策ができる。
「すなかき」であれば火力と素早さを両立したエースとして活躍できる。
第8世代ではミミッキュの急増により、「かたやぶり」かつ鋼タイプのドリュウズの有用性が大幅に増した。
ダイマックスの追加により、「ダイロック」を使って自身で砂嵐を起こせるので「すなかき」のドリュウズも強くなった。
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ドリュウズの特性
すなかき(天候が「すなあらし」の時、素早さが2倍になる。)
すなのちから
(天候が「すなあらし」の時、地面・岩・鋼タイプの技の威力が1.3倍になる。)
かたやぶり(隠れ特性)
(相手の特性を無視して攻撃できる。)
考察
「かたやぶり」と「すなかき」の優先度が高い。
「かたやぶり」は「ばけのかわ」、「ふゆう」といった強特性を無視することができる。
環境に多いミミッキュやロトムに有利にたてる
「すなかき」であれば中途半端な素早さを倍増させられる。
「つるぎのまい」を積んだ後の抜き性能は非常に高くなる。
すなあらしは他のポケモンで起こしてもいいが、「ダイロック」で自身が攻撃しながらを起こすこともできる。
「すなのちから」は自身が「ダイロック」することでも発動可能となり、
第7世代よりは有用性が増している。
だが、「かたやぶり」と「すなかき」が優秀すぎて選ぶ価値がない。
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ドリュウズの技考察
物理技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
じしん | 地 | 100 | 100 | なし | タイプ一致技で威力と命中が安定している。 |
10まんばりき | 地 | 95 | 95 | なし | 基本性能ではじしんに劣るが、グラスフィールドで威力が下がらない。 |
あなをほる | 地 | 80 | 100 | 1ターン目に潜り2ターン目に攻撃。 | 相手ダイマックス時のターン稼ぎに使える。 |
アイアンヘッド | 鋼 | 80 | 100 | 怯み30%。 | タイプ一致技。威力は低めだが命中安定。特に「すなかき」や「こだわりスカーフ」で先制できる場合は怯みを活かせる。 |
スマートホーン | 鋼 | 70 | - | 必中。 | タイプ一致技。回避率上昇を行う相手には有効。だが威力が低いので優先度は低い。 |
いわなだれ | 岩 | 75 | 90 | ひるみ30% | 威力が低めで命中率も100ではない。地面が効かない飛行に刺さる。特に「すなかき」や「こだわりスカーフ」で先制できる場合は怯みを活かせる。 |
がんせきふうじ | 岩 | 60 | 95 | 素早↓100% | 威力は低いが追加効果が高速アタッカーに刺さるの。素早さ逆転も狙える。 |
つばめがえし | 飛 | 60 | - | 必中 | 地面半減の草・虫に刺さる。「ダイジェット」用としても使える。 |
どくづき | 毒 | 80 | 100 | 毒30% | 地面半減の草に刺さる。 |
かわらわり | 闘 | 75 | 100 | 壁破壊 | 威力は低いが命中安定。壁構築への対策の他「ダイナックル」での火力強化にも。 |
こうそくスピン | 無 | 50 | 100 | 拘束解除。自場リセット。自身の素早さ↑ | 素早さを上げつつ攻撃できる。ステルスロックなどの対策もできる。 |
じだんだ | 地 | 75 | 100 | 技失敗の次ターンは威力2倍 | タイプ一致技。じわれを失敗した後は強力なメインウェポンとなる。 |
ヘビーボンバー | 鋼 | 40~120 | 100 | 自分の重さと相手の重さの比率で威力変動。 | フェアリーに刺さる。自身が920kgと最高峰の重さなので威力に期待できる。 |
つのドリル | 無 | - | 30 | 一撃必殺。 | どうしようもない相手に。火傷でのアタッカー性能の喪失も補える。 |
じわれ | 地 | - | 30 | 一撃必殺。 | 飛行相手に通したいなら「つのドリル」。ゴーストに通したいなら「じわれ」を選ぼう。 |
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補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
つるぎのまい | 無 | - | 自身の攻撃↑↑。 | 攻撃を倍増できる。耐久型でも押し切れる火力を手に入れられる。 |
ステルスロック | 岩 | - | 相手が交代するたびに(最大HPの1/8×岩に対する相性)のダメージを与える。 | サポート技。耐性が多く流しやすいので撒く機会はある。 |
みがわり | 無 | - | HPの4分の1を使って身代わりをつくる。 | 交代読みや補助技対策に。 |
すなおこし | 岩 | - | すなあらし状態にする。 | ダイマックスせずとも天候を変えることができる。 |
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こだわりスカーフ型ドリュウズ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 252 | 80 | 0 | 4 | 172 |
性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:かたやぶり
道具:こだわりスカーフ
確定技:じしん・アイアンヘッド
優先技:いわなだれ
選択攻撃技:つのドリルORじわれ・つばめがえし・かわらわり
中途半端である素早さを「こだわりスカーフ」で上げて高速物理アタッカーとして運用するドリュウズ。
素早さは172振り補正ありでドラパルト抜きとなるのでおすすめ。
ドラパルト抜きに調整されているポケモンを抜くならもう少し素早さに振ってもいい。
技はタイプ一致の地面技と鋼技は確定。
地面が効かない飛行に刺さり、怯み30%も生かしやすい「いわなだれ」もほぼ確定。
技構成残り1枠は自由度が高いが、どうにもならない相手でも倒せる可能性があるつのドリルORじわれがおすすめ。
「つのドリル」はゴーストに通らず、「じわれ」は飛行に通らないので、
パーティメンバーとも相談してどちらを優先するか決めるといい。
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きあいのタスキ型ドリュウズ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 252 | 4 | 0 | 0 | 252 |
性格:ようき(素早さ↑・特攻↓)
特性:かたやぶり
道具:きあいのタスキ
確定技:じしん
優先技:つるぎのまい・アイアンヘッド
選択攻撃技:いわなだれORがんせきふうじ・こうそくスピン・つのドリルORじわれ・つばめがえし・かわらわり
耐久は並みレベルなので、「きあいのタスキ」を持たせ確実に行動できるようにしたドリュウズ。
すなあらしについてはタイプのおかげで天候ダメージを受けないため、その面でも相性がいい。
メインウェポンとなる「じしん」と「アイアンヘッド」、火力を大きく上げられる「つるぎのまい」はほぼ確定と言える。
素早さは最速でも中途半端なので、何らかの補強手段が欲しい。。
素早さを下げることができ地面が効かない飛行に刺さる「がんせきふうじ」、
攻撃しながら自身の素早さを上げられ、「ステルスロック」なども除去できる「こうそくスピン」の優先度が高め。
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すなかきアタッカー型ドリュウズ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 252 | 116 | 0 | 0 | 140 |
性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:すなかき
道具:いのちのたま・きあいのタスキ
確定技:じしん
優先技:アイアンヘッド・いわなだれ
選択攻撃技:つのドリルORじわれ・かわらわり・つばめがえし
選択補助技:つるぎのまい・みがわり
特性「すなかき」で素早さを倍増させるドリュウズ。
「すなかき」発動は味方にすなあらしにしてもらっても、自身で「ダイロック」で起こしても構わない。
素早さは「すなかき」発動時にこだわりスカーフ持ち100続まで抜けるように調整している。
道具は攻撃技全ての火力をあげられ、相手にあわせて技を変えられる「いのちのたま」が一番おすすめ。
「つるぎのまい」を積むつもりなら、「きあいのタスキ」も選択肢となる。
技は「じしん」、「アイアンヘッド」と飛行に刺さり怯み効果がある「いわなだれ」はほぼ確定。
技構成残り1枠は攻撃技にするなら、どうにもならない相手でも倒せる可能性があるつのドリルORじわれがおすすめだ。
「つのドリル」はゴーストに通らず、「じわれ」は飛行に通らないので、
パーティメンバーとも相談してどちらを優先するか決めよう。
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ドリュウズのパーティメンバー考察
ドリュウズの弱点は炎・水・格闘・地面。よって、これらに強いポケモンをパーティに入れておきたい。 おすすめは水・虫タイプのオニシズクモで、
炎技を「すいほう」で半減、水・格闘・地面についても半減することができる。
オニシズクモは電気・岩・飛行が弱点だが、
ドリュウズは電気を無効、岩を4分の1、飛行を半減することができる。
ドリュウズを特性「すなかき」で運用する場合は、
自力で砂嵐を起こせるとはいえ、特性「すなおこし」のカバルドンやバンギラスも採用しておきたい。
「かたやぶり」ドリュウズを使う場合でも砂パと相手に誤認させるためにこの2体を採用する手もある。
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ドリュウズの対策
注意点・高い攻撃と広い攻撃範囲、そこそこの素早さを持ち、攻撃性能が高い。
・「かたやぶり」型の場合「ばけのかわ」や「ふゆう」を無視して攻撃されてしまう。
・「すなかき」型の場合、「すなおこし」可では火力と素早さを両立したアタッカーとなり抜き性能が非常に高い。
対策方法
火傷を入れれば攻撃を半減させ物理アタッカーとしての機能を停止させることができるので対策として有力。
麻痺も有効で「でんじは」は無効だが、「へびにらみ」は有効。
弱点の炎・水・格闘・地面であり、メジャー。
耐久は並みなので弱点をついて攻撃すれば大ダメージを与えることができる。
地面無効、鋼半減、岩等倍のアーマーガアなら比較的安定して受けられる。
ただし、「つのドリル」を覚えているドリュウズもいるので注意。
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