デンチュラ育成論「ポケモン剣盾(ソードシールド)」
デンチュラは第5世代で初めて登場したポケモンだ。
育成論について紹介していく。
ポケモン | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
デンチュラ | 70 | 77 | 60 | 97 | 60 | 108 | 472 |
タイプ:電気・虫
4倍弱点:なし
2倍弱点:炎・岩
1/2軽減:電気・草・格闘・鋼
1/4軽減:なし
効果なし:なし
特性:ふくがん
きんちょうかん
むしのしらせ(隠れ特性)
デンチュラの育成論目次
性能考察特性考察
技考察
特殊アタッカー型
サポート型
パーティメンバー考察
対策
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デンチュラの性能
ポケモン剣盾(ソードシールド)のデンチュラは第5世代で登場した電気・虫タイプ。合計種族値は低め。
素早さが高く、特攻もやや高めだが、他の能力値は低い。
特攻はやや高め程度ではあるが、特性「ふくがん」で命中率を補強でき、
「かみなり」をメインウェポンとして扱えるので、火力も高いと言える。
補助技も「ねばねばネット」や「でんじは」など優秀。
特にポケモン剣盾(ソードシールド)ではダイマックスが追加されたことで、
素早さを上げてくるポケモンが増えたためにこれらの技の重要性が増している。
耐性も優秀だが、耐久が低いせいで繰り出し性能はそれほど高くないのが欠点。
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デンチュラの特性
ふくがん(技の命中率が1.3倍になる。)
きんちょうかん
(相手は木の実を食べることができなくなる。)
むしのしらせ(隠れ特性)
(HPが3分の1以下の時に虫技の威力が1.5倍になる。)
考察
「ふくがん」の優先度が高め。
無条件に命中率を上げられるので強力。
「かみなり」をメインウェポンとして使えるようになるので火力強化につながる。
また、「でんじは」の命中率も補うことができる。
「むしのしらせ」も選択肢にはなる。
自身の耐久が低く「きあいのタスキ」を持たせることも多く、素早さ高めで「みがわり」も使えるので、
発動させられる機会は多い。
「きんちょうかん」も優先度は一番低いが選択肢にはなる。
「ラムのみ」を食べられずにすむので、「でんじは」で麻痺を狙うのが安定するようになる。
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デンチュラの技考察
特殊技技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
かみなり | 電 | 110 | 70 | 麻痺30%。 | タイプ一致技。命中率は低いが「ふくがん」で91%まで改善される。追加効果も優秀。 |
10万ボルト | 電 | 90 | 100 | 麻痺10%。 | タイプ一致技。特性を「ふくがん」にしない場合はこちらがメインウェポンとして優先される。 |
ボルトチェンジ | 電 | 70 | 100 | 自分交代 | タイプ一致技。苦手な相手から逃げつつ、有利なポケモンに交代できる。 |
エレキネット | 電 | 55 | 95 | 素早さ↓100% | タイプ一致技。自分以上に速い相手にも素早さ逆転が狙える。 |
むしのさざめき | 虫 | 90 | 100 | 特防↓10% | タイプ一致技。威力と命中が安定している。身代わりを貫通できる。 |
エナジーボール | 草 | 90 | 100 | 特防↓10% | 威力と命中が安定しているサブウェポン。電気が効かない地面に刺さる。 |
ギガドレイン | 草 | 75 | 100 | 与えたダメージの半分回復。 | 威力は低いが回復できる。電気が効かない地面に刺さる。 |
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物理技
技名 | タイプ | 威力 | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
きゅうけつ | 虫 | 80 | 100 | 与えたダメージの半分回復。 | タイプ一致技で回復できる。ただし物理技で火力に期待できない。 |
とびかかる | 虫 | 80 | 100 | 攻撃↓100%。 | タイプ一致技で物理アタッカー相手に刺さる。ただし物理技なので火力に期待できない。 |
ふいうち | 悪 | 70 | 100 | 相手攻撃時に優先度+1で成功。 | 物理技で火力はイマイチだが唯一の先制技。環境に多いゴーストに刺さる。 |
とびはねる | 飛 | 85 | 85 | 1ターンに飛び上がり、2ターン目に攻撃。 | 相手ダイマックス時の時間稼ぎや「ダイジェット」使用用として使える。 |
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補助技
技名 | タイプ | 命中 | 効果 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ねばねばネット | 虫 | - | 相手交代のたび素早さを下げる。 | 優秀なサポート技。飛行には無効だが自身が電気であるためけん制できる。 |
でんじは | 電 | 90 | 相手を麻痺状態にする。 | 「ふくがん」であれば命中が安定。「きんちょうかん」であればラムのみ無効。 |
ひかりのかべ | 超 | - | 特殊攻撃によるダメージを2分の1にする壁を張る。 | 自身の特殊耐久を補い、味方サポートもできる。 |
いとをはく | 虫 | 95 | 相手の素早さ↓↓。 | 基本的に「でんじは」のほうが優秀。ただ地面・電気にも効く差別化点はある。 |
こらえる | 無 | - | 優先度+4。ひんしになる攻撃でもHPが1残る。 | 相手がダイマックス時のターン稼ぎに使える。 |
みがわり | 無 | - | HPの4分の1を使って身代わりをつくる。 | 交代読み、様子見で使っていく。「むしのしらせ」の場合のHP調整にも使える。 |
いとをはく | 虫 | 95 | 相手の素早さ↓↓。 | 基本的に「でんじは」のほうが優秀。ただ地面・電気にも効く差別化点はある。 |
こらえる | 無 | - | 優先度+4。ひんしになる攻撃でもHPが1残る。 | 相手がダイマックス時のターン稼ぎに使える。 |
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特殊アタッカー型デンチュラ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 4 | 252 | 0 | 252 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)・むじゃき(素早さ↑・特防↓)
特性:ふくがん・むしのしらせ
道具:きあいのタスキ・こだわりメガネ・いのちのたま・こだわりスカーフ
確定技:かみなりOR10万ボルト・むしのさざめき
選択攻撃技:ボルトチェンジ・エナジーボール・ふいうち
選択補助技:みがわり・ねばねばネット・でんじは
高めの火力と素早さを活かして高速特殊アタッカーとして運用するデンチュラ。
どうぐは低い耐久値を補える「きあいのタスキ」の優先が高め。
電気技は特性「ふくがん」を選ぶならかみなり、「むしのしらせ」であれば10万ボルトを選択しよう。
電気技と「むしのさざめき」は確定。
残りの技構成は自由度が高い。
苦手な相手から逃げながらダメージを与えられる「ボルトチェンジ」と
電気無効で呼びやすい地面に刺さる「エナジーボール」の優先度がやや高め。
唯一の先制技である「ふいうち」も環境に多いドラパルトに刺さることもあり選択肢。
「ふいうち」を採用する場合は性格「むじゃき」も候補となる。
「ねばねばネット」や「でんじは」でサポートするのも手。
「むしのしらせ」かつ「いのちのたま」持ちであればHP調整可能な「みがわり」の優先度が高め。
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サポート型デンチュラ
努力値HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 4 | 252 | 0 | 252 |
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)・むじゃき(素早さ↑・特防↓)
特性:ふくがん・むしのしらせ
道具:きあいのタスキ
確定技:ねばねばネット
優先技:かみなりOR10万ボルトORむしのさざめき(1つまたは2つ選択)
選択攻撃技:ボルトチェンジ・エナジーボール・ふいうち
選択補助技:ひかりのかべ・でんじは・いとをはく・いえき
強力な「ねばねばネット」設置を行うサポート型デンチュラ。
どうぐは確実に「ねばねばネット」を張るために「きあいのタスキ」が優先される。
残りの技構成は攻撃技1~2つと補助技。
サポートに徹するなら、後続サポートになる「ひかりのかべ」の優先度が高め。
環境に多い「クリアボディ」ドラパルトには「ねばねばネット」は無意味。
そこで「でんじは」も覚えさせて素早さ低下を狙うのもアリ。
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デンチュラのパーティメンバー考察
デンチュラの弱点は炎と岩なので、この2つに強いポケモンをパーティに入れておこう。おすすめは水・地面タイプのトリトドン・ガマゲロゲ・ナマズン・ヌオーのいずれか。
この4体は、炎にも岩にも強く4倍弱点の草についてはデンチュラが半減することができる。
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デンチュラの対策
注意点・高めの特攻と「ふくがん」によるかみなり使用で高い火力を持ち、素早さも高い。
・「ねばねばネット」でこちらの高速アタッカーの性能を低下させてくる。
対策方法
タイプ一致の電気・虫を両方半減できるポケモンであれば有利。
ドラパルトであれば、デンチュラより速く電気・虫の両方を半減することができる。
特性「クリアボディ」であれば「ねばねばネット」も効果なし。
ドラパルトが火力1.2倍強化のアイテムを持っていれば耐久無振りデンチュラを
「ドラゴンアロー」で一撃で倒せる。
「きあいのタスキ」持ちデンチュラが多いがドラゴンアローは2連続攻撃なので問題にならない。
それ以外でも「ロックブラスト」であれば連続攻撃かつ弱点をつけるので一撃で倒しやすい。
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